Clap
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拍手ありがとうございます。
で、拍手文に色々考えてモンハン小説のやからに初めての拍手を任せようと思ったんですが‥
艦コレクションにはまったので、初めての艦これの小説を書きたいと思います。
艦これ知らない人 ごめんなさい(^^;
なお、相変わらずのキャラ崩壊ありです。
後、初めてばっかで艦これの知識がたりないとかの理由はつけませんが‥‥間違うところもあると思うのでご了承ください。
女提督で、 艦隊は私の持っている艦娘になります。 嫁がいないなどの不満があると思います。
後、 やはり管理人の好きな艦娘が多く出番があります。
「今日からここが‥‥私の提督室 か。」
段ボールが積み上がっている以外はなんにもないこの部屋。 あ、でも、 窓からドッグ見れるわ この部屋。
フローリングをキシッキシッとならし、部屋を歩き回っていると、 ドアからコンコンッと音がした。
「失礼します!」
なんとも元気そうな声がくもって聞こえた。
「ど、どうぞ」
「し、失礼いたします!」
ガチャと ドアを開ける。
そこに見えたのは、女の子は黒髪の後ろ手結んでいる制服を着た女の子だった。
「特型駆逐艦 1番艦 吹雪。 ただいま着任しました。」
敬礼をビシッと決めてこちらを見ている。
「‥‥まぁ、 吹雪ちゃん とりあえずこっちに‥すわ」
「吹雪ちゃん!?」
「え‥‥ダメだった!?」
「そりゃ‥‥だめですよぉ」
「うん、まぁ 吹雪ちゃ‥‥こっちにきてお茶飲もうよ 」
段ボールを机にしてお茶を飲もうとしたが
「なんでですか!?」
つっこまれてしまった。
「ちょっと吹雪ちゃん。最近少し厳しすぎない?」
「駄目です。 そうやってすぐに休憩をしようとするんですから!」
段ボールがかたずけられ、掃除をして部屋を綺麗にし いまは庶務をしている。
「後、吹雪ちゃんって言うのやめてください」
「はい。」
しばらく吹雪ちゃんと過ごしたが‥
少し生活しただけで私との扱い方をマスターしてしまい。 いまになっては提督なのに完全に尻にしかれている。
「 あ、司令官。 そろそろ新しい艦娘つくりませんか?」
パタパタと 掃除道具をもって部屋内を掃除している吹雪ちゃんに 提案された。
「作るってことは 建造ってやつ?」
「そうです。 時期に艦隊もつくらないと行けませんし‥って、手を休めないでください」
「なぜバレたし‥‥」
「もう、すぐに目をそらすと‥‥」
ブツブツと文句を言う吹雪ちゃんを尻目に
私は建造の簡単マニュアルをみていた。
「建造ね‥‥。」
ドッグ
「ここで作るのか」
「おおきいですね。」
しばらくドックを見渡していると‥
「おうよ。新人提督」
「んあ?」
おっさんに呼び止められた。 多分ここのドックの従業員だろう。
「あー。 あいつがやめて今度はこんな若造が‥‥‥‥でも、 あいつも若かったかなぁ?」
「なにいってるのか ワケわかんないんですけども」
「悪いな。で、だ。 今回はどれぐらいの量でつくるんだ?」
どれぐらい? といわれ なんの事だろうと思ってしまった。
「司令官。建造に使う量の事ですよ 」
横で吹雪ちゃんがアドバイスしてくれたおかげでわかった。 お礼を言うと しっかりしてくださいと言われた。あはは‥‥
「おっさん。 いま資材ってどれぐらいの量があるの?」
「いまはオール300ってところだな。これだと戦艦、空母は作れねぇな」
「戦艦っ! 空母っ!」
目をキラキラしている吹雪ちゃんを見て、なんか憧れでもあるのかなぁと思ってしまったが‥とりあえずここは駆逐艦を作ろうと思う。
「駆逐艦作りたいから‥そうだなぁ オール300つぎこ」
「司令官?」
「ごめんなさい。吹雪ちゃん。 怖いから 怖いから。冗談だから」
「なら、昔のやつがやっていた量にするな。 なんでもこのレシピでやるといいのが出やすいんだってよ」
「なら、それでお願いします」
あいよっと返事をして、あのおっさんはドックの奥に行ってしまった。そのままたたずんでいると吹雪ちゃんに話しかけられた。
「あの、司令官。さっきの人から このノートもらったんですが‥」
「いつのまに!?」
「とりあえず はい。」
吹雪ちゃんにわたされたノートは 汚れた緑のノートで中身を使い込んでいるの紙がヨレヨレだった。
「‥‥‥なんかいろいろ書いてあるなぁ。 数字とかも書いてあるし‥これってば誰のノートなんだろう?」
ペラペラとめくると吹雪ちゃんもそっと ノートを覗いていた。
「名前も書いていませんしね‥あ、司令官!さっきのページ 写真が挟まってますよ」
「え?」
ノートに挟まっている写真を取り出してみると‥多分 司令室であろうか 白い提督の服を着た男の人が机に座り ほかの見たこともない艦娘の何人もが笑って 写真を撮られているようだ。
「‥‥しらない艦娘ですね。」
見せたところ吹雪ちゃんも見たこともない娘らしい。
写真には、 ポーニーテイルの子の傘をさしている子とほかにも 残りの人は同じ服を着ていた。
「とにかく、司令室に戻ろう。 」
ノートはこれから見ていこう そしたらまたわかるかもしれない。 私は 写真をノートに挟み 司令室に向かった。
「そうですね。庶務ありますし」
「うぅ‥‥!?」
司令室
「司令官。さっき 作った建造が一時間22分かかるそうですよ。」
司令室の電話で報告あったようだ。
吹雪ちゃんに書類を描いていたらそう言われた。
「なんとも微妙な時間だね」
「そうですね。 はい、仕事してください」
「へーい。」
「‥‥ふぅ」
「おつかれ様です。 司令官。お茶でも持ってきましょうか?」
「お願いしようかな」
はい! と元気な声をだして司令室から吹雪ちゃんは出ていった。 ふと、窓の景色をみると夕方だ。 オレンジいろの光が見えた。
そういえば、建造。 もうできたんだよね。
後で吹雪ちゃんと一緒に‥‥‥
コンコンッ。
ドアの方から音がした。全く吹雪ちゃん いちいち入るときにノックしなくてもいいとあれほど‥‥
「失礼いたしますね」
‥‥!? なんか吹雪ちゃんと声が違う!?
誰! どなた?
ガチャ
「はーい、お待たせ。兵装実験軽巡、夕張、到着いたしました!」
「‥‥‥‥。」
「司令官。失礼します。お茶お持ちし」
ガチャッとドアを開けると司令官とある一人の姿が‥‥
「あ、吹雪ちゃん。‥‥ちょ、 この子誰!?」
「失礼ね!貴方の作った子でしょ!」
「私はこんな子しりません!!」
「ちょっとぉ!!」
二人の口論が激しくなってきた。
ホントにまずいから止めにはいる。
「まぁまぁ、二人とも落ちついてください。で‥‥貴方は」
「兵装実験軽巡、夕張よ。よろしくね 吹雪」
「え、名前知ってるんですか?」
「さっきこの提督が行っていたじゃない。」
「この、と指をさされているのは私の事かい!?」
「提督以外にいないでしょ。」
また口喧嘩になってきたので止めにはいる。
「とにかく 私をよろしくね」
手を伸ばされたので握手する。
「こちらこそよろしくお願いします。 ようこそ 我が艦隊へ」
司令室
「ねぇー提督?」
「なに、メロ‥‥夕張?」
「ちょっとぉ! いまメロンって言おうとしたでしょ」
「言ってない。言ってない。勝手に事実を作らないでいただきたい。」
「もう‥‥ とにかく提督」
机をバンッと叩いて こっちを夕張が真剣に見る。その音におじけついた私。
「な、どうしたの?夕張。」
「いくらなんでも少なすぎない?」
「え、何が?」
「艦娘よ。艦娘! ここの艦隊って私と吹雪だけじゃないですか」
「あ、うん。 でも‥いま資材足りないし‥」
「んなの勧誘すればいいのよ」
「勧誘? 」
勧誘?
他の艦隊から勧誘するのか?と考えていたら‥
「そうです。勧誘。 艦娘 敵を倒すと貰えるの」
「は?」
「いくら提督でも深海のやつらは知ってるでしょ。そいつらを倒すとたまに敵の中から艦娘が‥‥」
「それどこの桃太郎なの?」
半信半疑で話を聞いていたが、時期に吹雪ちゃんから本当だと言うことを言われたので信じたのだった。
「はーい。皆 注目ー。このクリップボードにはってある地図をみてー」
「皆ってほどいないですよね。」
「まだ少ないからですよね 」
ヒソヒソと二人で話しているが、モロバレである。聞こえてるんや。そこ
「はいはい。しっかり聞いてー。 で、今回 出撃してもらうのは‥ここ。鎮守府正面海域です。鎮守府正面海域の近くの警備のために出動してください」
パチンと、棒みたいので地図をさした。
二人はやっと真剣な顔になった。
「了解しました。 吹雪 出撃します」
「同じく 夕張 出撃します。って、吹雪 待ってよぉ!」
二人はバタバタと出撃に向かってしまった。
さて、私は無線で彼女らの指揮することになるだろう。
「‥‥‥。」
自分だってちゃんと学んでここにいるんだ。
やろう。 いまは自分ができることを
『提督 聞こえますかー?聞こえますかー!どうぞ』
「聞こえてますからそんなに言わなくてもいいです。どうぞ」
『あのいま敵と遭遇して私と吹雪でやっつけたんだん‥』
『子日だよぉ!』
『ちょっと子日!勝手に無線でしゃべらないで』
『夕張さん 子日 何してるの?』
『子日が報告を邪魔するの吹雪もこの子剥がすの手伝って』
『子日だよぉ!子日だよぉ!』
「‥‥‥‥‥‥。」
その後 中破して仲良く帰ってくる3人でした。
ドッグ
「すいません 司令官 おやすみさせていただきます」
「うん。お疲れ様。 ゆっくり休んでまた元気になってね。 はい これ 着替え用の服 」
「ありがとうございます。じゃあ‥」
吹雪ちゃんはフラフラしながらドッグの奥に消えていった。夕張もいま修理中だ。
そして、一人だけ修理が終わったものがいた。
「子日だよぉ!」
「うん。知ってるよ。子日」
「提督 名前覚えてくれたみたいだね。子日うれしい!」
よくわからないポーズをとりながらも 元気にはしゃぐ子日の姿をみて 少し疲れが取れた。
「見てみて 提督!」
よくわからないポーズをしながらもわたしを呼んだので 私は顔を上に上げた。
「子日アタックー!」
急に子日がドックにある木箱を体当たりして木箱は大きな音で壊れた。
そして‥‥中にあったポーキサイトがこぼれる。
「え、この中に資材入っていたの? ごめんなさい 提督」
「私も知らなかった。だから、大丈夫だよ。子日 」
頭を撫でるとポーキを片付け作業に入った。 子日も一緒に片付ける。
すると、ある影が木箱の裏に見えた。
「ね、子日!」
とっさに子日を後ろに逃がし 距離をとる。
子日は急な出来事で状況が読み込めていなかった。
「どうしたの?提督」
「いま‥‥木箱の後ろにか、影が‥‥あぶないかもしれないから 下がってて」
「ええ!子日が提督守る。」
などの口論をしていたら 木箱からある人影が現れた。
「航空母艦、赤城です。空母機動部隊を編成するなら、私にお任せくださいませ」
「‥‥‥‥。」
「‥‥‥‥。」
「慢心は駄目ですよ。 仮に私が艦隊に入ったとしても‥」
「赤城さん。なにもなかったように出てきましたけど ‥‥なんでいるのですか?後、後ろにポーキの残骸が見えてます。」
「‥‥‥‥‥一航戦赤城、出ます!」
「「逃げるな!!」」
「どうゆうことなの? 提督? 一人 空母が増えてるんだけど‥」
「いや‥これは私もしりません。本当に今回しりません。」
「んなこと言って建造したんじゃないんですかー?」
「それならもっと素直に喜んでいるよ!」
「お、お‥‥落ち着きましょう。」
「あれ?吹雪ちゃんが取り乱してる。なんで?」
「それなら 提督 子日知ってるよー。赤城は吹雪の中で憧れなんだって」
「へぇー そうなの。知らなかった(憧れがポーキ盗み食いしてたとか言えないわ‥)」
「て‥提督? 私は艦隊に入った事ですし‥もうさっきのことはお開きしましょうよ。ね?」
「いや、赤城さんはまだ我ら艦隊には入ってないから‥人の空母だったりしたら大変だし‥」
「いいえ 司令官! もう赤城さんもらちゃっいましょうよ! まだ艦隊 少ないですし」
「その捨て猫を貰うみたいな発想はやめようよ。吹雪ちゃん」
結局 四人で口論になっていると‥
赤城さんが急に立ち上がった。
「わかりました。 提督に受け入れてもらえない以上私は ここには居られません。お粗末様でした」
赤城さんはそうゆうと フラフラと外に出て行ってしまった。
「もう司令官のバカー!」
「え、吹雪ちゃん!?」
「吹雪 大丈夫? 」
「でも、あの赤城 フラフラしていたわよ。 もしかしたらろくに補給されてないんじゃ‥」
「‥‥!?」
「行ってあげて!提督! そうじゃないと 子日が怒るんだから」
皆に後を押されて私は赤城さんを追いかけた。
「あ、赤城さん!」
「‥‥‥‥いまさらなんのご用ですか?」
「と、止めに来ました。 」
「さっき貴方の艦隊では受け入れないと、話をされましたが‥」
「それは‥‥赤城さんの状態をよく見ていなかったので」
「‥‥‥‥。」
「燃料も補給されてないですよね。 弾薬も‥」
「貴方には関係ないです。」
「そんな事言わないでください。 もし、赤城さんがいまの置かれてる環境で 辛い目にあっていて あの自己紹介が助けを求めていたのなら 私が‥‥」
「‥‥‥‥え、なんか勘違いしてませんか?」
「え?」
「私、 その提督に何人目かの赤城だったので出番がなくて‥すねて一人でここまで来ちゃったんです。燃料とかは自分で減らしまして だから、環境もないですね」
「えええ!?」
「すいません。気づかってくれたのに台無しにしてしまい」
「いや‥‥だ、大丈夫です。 なら‥あの‥ そっちの艦隊に居たくなければ 私がその人に手続きして貰いますので‥‥‥わ、我らの艦隊には、入りませんか?」
「はい。よろこんで入らせて貰います」
赤城さんはニコッと笑った。
司令室
コンコンッ。
「失礼します」
ガチャ
「吹雪ちゃん。お茶はそこに置いといて‥って あれ?」
「不知火です。ご指導ご鞭撻、よろしくです」
わたしの目の前にはピンク色の髪の子が入ってきた。
「よ、よろしく。 ようこそ 我らの艦隊へ」
握手しようとしたが なかなか手をださない。
「‥‥‥‥‥。」
「いやでしたかすいません。」
「いやではないわ。 でも、絶対やらないといけないってわけじゃないんでしょう」
「ごもっともです。」
「なら、これで不知火は失礼するわ」
「‥‥‥うん。 明日から出撃してもらうかもしれないから今日はゆっくり休んでてね」
「了解した。」
不知火が帰った後、またドアがなった。
「吹雪ちゃん お茶はそこに置いて‥‥って、あれ?」
「駆逐艦 若葉だ。」
「初春型四番艦、初霜です。よろしくお願いします。」
なんだろう。今度は小さい子が来た。
黒い子の初霜と若葉か‥。
「二人ともよろしくお願いいたします。ようこそ 我らの艦隊へ」
しゃがんで握手をもとめると 初霜もは握手に応じていただけたが 若葉がじっと手を見ていた。
「若葉?」
「この手を汚せとゆうのか」
「え‥なんの話かな 若葉?」
「気にしないでください。 若葉はこうゆう人なんです。」
「なるほど‥‥わかった」
「若葉 出撃する。」
「素直に失礼すると言いなさいな若葉」
あの二人が出ていった後、 またドアがなった。
「吹雪ちゃん。 お茶はそこに‥‥‥あら?」
「司令官ー!雷 来たわよ。」
「また初めての方が‥し、新入艦娘でいいのかな? (ものすごくフレンドリーで来るから 初めての方かよくわからないなぁ)よろしく かみなり」
「司令官。雷よ。かみなりじゃないわ」
「ごめんね。 とりあえずよろしくお願いいたします。 我らの艦隊へ ようこそ」
しゃがんで握手を求めると 雷は小さいてでしっかりと握ってくれた。
「ところで司令官。 ほかの暁型とかいないの?」
「暁型?」
キョロキョロところの回りを見渡す雷。
しかし、 ほかの暁型はもっていないため それを伝えることにした。
「ごめんね。雷。 まだ暁型はいないんだよ」
「そうなの。 わかったわ。 少し寂しいけど‥‥会えるときまで待っとくわ」
じゃあねー!と言って 雷は司令室を出ていった。
「‥‥‥‥‥吹雪ちゃん。お茶まだかなぁ」
あまりにも来ない吹雪ちゃんを私は待つばかりであった。
「司令官ー!司令官ー!大変です」
「ん?なんだい?」
吹雪ちゃんが焦ったように部屋に入り込んできた。
「資材がありません。」
「え? 資材って 各2000ぐらいあったでしょ」
「それがないのです。ものぬけのカラでした。」
それは実に困った。
ってか、そんなことおこるなんてことあるのか?
「もしかしたら ぬすまれたのかも知れませんね。とにかく倉庫に来てください。」
「‥‥わかった。 」
私は倉庫に向かった。
資材庫にいくと ガヤガヤと艦娘達が集まっていた。
子日「提督! 子日らの資材がなくなってるよ」
雷「司令官ー!大変よ」
若葉「提督 若葉はいま怒っている。」
初霜「これは‥大変ですよ。」
倉庫に来るなり 子供たちに囲まれて話される。
「ちょっと落ち着いて。四人とも。 なくなちゃったものはしょうがないし‥とりあえず しばらくは出撃はできないね」
雷「ええええ!」
初霜「それは参りましたね」
子日「‥むぅ。 」
若葉「‥‥‥それはいやだな」
四人の反応は様々だ。
横で吹雪ちゃんも心配そうな顔してる。
私は倉庫を覗いたが 真っ暗な闇があるだけで ほかには何にもなかった。
「これは派手にやられましたね。」
「‥‥? あ、不知火」
子日「不知火 久しぶりー!」
不知火「えぇ、久しぶりね。子日。 それより 提督? これは私らの仕事に響く失態です。どうゆう 責任とるんですか?」
若葉「なぜ 提督の失態なんだ?提督は悪くないだろ」
不知火「いいえ、 提督の失態です。
盗まれたとはいえ、
資材倉庫は提督の管理下だったはずです。そのなかで盗まれると言うことは 提督が甘かったからです。まぁ、もしかしたら建造に使ったのをバレないために隠したのかもしれませんけど」
吹雪「し、不知火!司令官に失礼よ!司令官を疑うなんて‥!」
キッと、 わたしを見つめる不知火。
彼女は 疑うんではなく怒っているのだ。
戦いに海に出ると言うのは、不知火にとっても艦娘にとっても重要な事だ。
重要な事だからこその怒り。
怒って当然なんだ。
「‥‥ごめんなさい。 私の管理下にあるのにしっかりと管理をしていなかったから このような事態に陥った。これからは資材倉庫のセキュリティもあげるけど‥ いまはしばらくは出撃はできない。」
頭を下げて言い終わると‥不知火はどっかに消えていった。
雷「まぁ‥‥気にしないでよ。司令官 今回は事故だったんだから ね?」
「ありがとう。雷 明日までには少し資源も増やしとくから‥‥‥ 」
雷の頭を撫でると私は司令室に戻った。
吹雪ちゃんも私の後についてきた。
夜‥‥
窓から外を見ると 赤い光が見えたり 様々だ。
今日はもうお仕事終わりだが、資材倉庫が気になる。寝る前に資材倉庫に行ってみよう。
ーーーーーーーーーー
ガラッと資材倉庫のドアを開けると、やはり空のままだった。
電気をつけて資材倉庫に入る。
よく見ると資材倉庫の窓が割れている。
「そこから入られたみたいですね」
後ろから声をかけられる。
後ろを振り向くと不知火がいた。
「全く なぜ資材倉庫に窓などつけるのですか。」
不知火も倉庫に入ってくる。
「これは着任当時から最初からついていたのであって‥‥」
「いいわけはいいです。」
「すいません。」
苦笑いしつつも‥割れた窓を見る。
資材倉庫は、たかさが10メートルはあり奥行きもある倉庫だ。 窓は この倉庫の一番上にある。
「こうして見ると‥あの高さ普通じゃ届かないよね」
一夜ですべての資材が消えたってことは
あの量の資材をあの窓から出したってことになるけども‥‥ どうやってだしたのだろう?
流石に各2000個は運べないと思うんだけども‥‥
「一人できる行為じゃないですね」
「そうだね。まぁ、とにかく窓は塞いどくよ」
「よろしくお願いいたしますね。提督」
私らは倉庫から出て鍵を占めて 無言だが‥司令室 手前まで二人で歩いた。
そして、司令室の前までくると‥不知火に呼び止められた。
「提督‥‥」
「ん?どうしたの? あ、今日 色々あって迷惑かけたけど‥‥とりあえず今後の事は明日話すから いまは休」
「違うんです。提督。不知火は‥‥少し‥」
不知火は、下にうつむいてた。
言い出しにくいのだろう。
だからなんとなく察した。
「不知火は間違ってないよ。 言い過ぎてもないし、謝ることない。むしろ叱ってくれてありがとう。 皆に謝れば許してくれる甘い気持ちがあったから、資材の件も本当に申し訳なかった。」
「提督‥‥‥」
「だから、怒られすぎもへこむけども‥叱りたい事があればどんどん叱ってにのってほしい。新米で皆にも迷惑かけるとおもうけど‥こんな私を今後ともよろしくお願いいたします」
提督帽子をとって頭を下げた。
「‥頭をあげてください。 不知火はそんなの望んでいません。」
言われて頭をあげると‥
不知火が少し笑っていた。
「しょうがありませんね。 提督がそうゆうなら この不知火 期待に応えて見せます。」
「お、お手柔らかにお願いいたします」
不知火と少し仲が深まった気がした夜だった。
続く。