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  だれよりも





『がっくーんっ!!!』




「うわっ!!止めろよ!!」



私は最近お気に入りのがっくんの髪をグシャグシャにする。



『いやーこの髪、サラサラで気持ちいーねーっ!!』



本当さ、女の私が羨ましくなるぐらいに…



「髪グチャグチャにすんなよなっ!!」



『良いじゃーんっ!!がっくんの髪サッラサラなんだもーん!!』



「じゃあ、お前の髪も触らせろ!!」



『へ!?キャッ!!ちょ、止めてよ!!』



「おりゃーっ!!」


さき程のお返しのよーに髪型をグチャグチャにされた…



『女子にやるとか…』



「やられっぱなしは嫌なんだよ!!」



『負けず嫌いだなー』



「てか、お前の髪型良い匂いすんのな」



『へ!?///』


「こう甘い匂い?俺好み(ニカッ)」










『馬鹿っ///』




だれよりも努力したんだ 君の為に。





だれよりも君の近くにいる為に



「何だよ?照れてんのか?」


『照れてない!!クソ岳人!!!』



私はまた岳人の髪をくちゃくちゃにした


「プッ……澪、可愛いすぎ」




『可愛くないつぅーの///』



こんな素直じゃない私だけど…








だれよりも君が好き。






【だれよりも】
(可愛い澪が好きなんだけど?)
(ッ!!……可愛くないもん…)
(素直になれよ?)
(………まぁ、岳人の事は好きだよ?)
(よく言えました)










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