「演劇部への入団を推薦します」 中学の頃、闇の世界の住人に憧れ 授業中に携帯をバイブ設定にしておいて、わざとアラームを掛けて置き バイブの振動の音が伝わり易い場所(机の中)に携帯を忍ばせ アラームが鳴ればそれを電話として出て、 わざと怪しげな会話をする事によって自分が 闇の世界に生きている事を、周囲に漠然と裏付けようとした そしてアラームが鳴る、 すぐにカーテン(自分は窓際の席だった)の中に入って教師に感付かれない為 隣の席には自分の好きな女の子 これみよがしに颯爽と電話に出た 「成るほど、例の件、やはり俺の力が必要ですか」 「金はいりません、ただ今回の仕事が終われば少し安息を下さい、俺は疲れた」 「ああ、それと1つだけ良いで;*jgamtgat」 一瞬にして最悪のシナリオを迎えた、 そう教師に見つかって携帯を取り上げられたのである そして教師の公開処刑が始まる 「○○君が携帯電話で1人2役を演じて居ました」 「演劇部への入団を推薦します」など教師は冗談で言ったつもりだったんだろうが 俺は恥ずかしさと焦りと怒りのあまり、顔を真っ赤にさせ「キウィ!!!」と無意識に叫んだ、 今すぐ死にたく成ってきた |