でかいスケッチブック買って、それをいつも持ち歩いてた。

17 :彼氏いない歴774年:2011/10/28(金) 20:52:23.72 ID:pmacCFMb
でかいスケッチブック買って、それをいつも持ち歩いてた。
絵を書くのではなく、思いついた詩を書きなぐってた。
「本当は私は心がデリケートな女の子。だけどいつもは強がってみんなの前で
そういう素振りさえも見せないようにしてる。本当の私はとっても
か弱くてガラスのハート」という設定にして、その設定を匂わすような
詩を書いてた。
それだけでも痛いが、さらにその詩をクラスメートに配りまくった。
バス停や駅の待ち時間、授業の合間の休憩時間、体育祭、修学旅行と
時も場所も選ばず、突然、自己陶酔満載の詩を書き殴る。
書き終わるとその用紙を破って、近くにいる人に「これ、記念になるかな」と
はにかみながら渡してた。
だいたい近くにいる人に渡すようにしてたけど、主なターゲットは男子。
これで私に対する見る目が変わるに違いないと確信しつつ渡してた。

数ヶ月そんなこと続けた後、ホームルームでクラス委員長の男子が手を挙げて
「◎さん、自分のゴミは自分で捨てて下さい。迷惑行為にみんな困ってます。」
と発言し、なぜかクラスメイトが拍手。
半泣きになりながら、先生に促され教壇の前に立って謝罪した。
あの頃の自分、抹殺したい。


 



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