ここに女神がいてるよ


途中までハンジさん達と一緒に
部屋まで戻る。


皆さんにどんなご飯を食べているのかと
聞いてみると基本肉料理(魚料理)は食べられないそうだ。



私がしてきた自炊じゃあ無理なレベルで
辛い食糧難。




正直とてもじゃあないがこのままで料理なんて作れるはずもない。





今ある材料、調味料をありったけ引き出し
なるべく簡単で材料消費の少ないものにしようとにらめっこをする。




なかなか決まらず、うんうんと悩んでいるとキィー…っと扉の開く音が聞こえる。




音のなった方を見ると
可愛らしい女の人が立っていた。




「大丈夫?」



「ほえ?」



「ここでメニュー考えるの私もいつも大変でね、困ってたの。」



良かったら一緒に作らない?
なんて微笑んでくださるお姉様。



ここに女神がいてるよーー!




「いいんですか!?」


「ええ、まだなれてないでしょ?」



「助かります。」



あ、私はペトラっていうのよろしくね?
そう言って手を差し出してくれる彼女の手を握り返した。



「よし、作りましょうか!!」



「はい!」





こうして私とペトラさんは調理へと、とりかかった。





 

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