「はい、夜がやってまいりました。テニスシーン?カットさせていただきました、いつか載るよ…多分なだって面白くなi((痛い痛い!!」 「何ひとりで喋ってんだよアーン?」 「皆さんに現状伝えてんだよ!」 「何言ってやがる、いいからとっととクジ引いてこい。」 跡部にドンっと背中を押され一歩前に出る。 目の前にはニコニコしながらクジの箱を持ってる小さい男の子。 「姉ちゃんはよ引いてやー!」 「あっ、うん。」 早くと急かされとりあえずくじを引いてみる。 私は8か。 「姉ちゃんええなー、わいな?本間は出たかったんやけどじゃんけんで負けてしもたんや。」 あからさまに落ち込む男の子。 え、これは変わってあげるしかないんじゃないか 名前。 これで無視できる人居たら連れてこいよ。 「おい金太郎、負けたんやからがまんしろやせやないと、白石部長から毒手くらわされるで」 私の後ろに立ち男の子もとい金太郎くん? に真顔で言う光くんが居ました。 「白石に毒手されるのいやや!がまんする!」 「ほな、 名前さん行きましょう。 」 そう言って私の手をひっぱって行く光くん。 「金太郎くん?ごめんね!」 とりあえず謝っておく。 だってなんかあからさまに有り得ない毒手とか信じて我慢するとか可愛すぎるでしょ!? 「そうや、 名前さんは何番やったんすか? 」 「ああ、8番だた。」 私の番号を聞いた瞬間にあからさまに不機嫌な顔になる光くん。 おいおい、どしたよ。 「なんで3じゃないんすか。」 「え、知らないよ。」 そんな顔で言われても クジだから仕方ないじゃんか。 「ほぅ、お前さんが8番なんか?」 「あっ、はい。」 「同い年じゃろ?仁王雅治じゃよろしくのぅ」 「よろしくのぅ。」 「なんで真似してるんや。」 「なんとなくや。」 私の相手は頭から 尻尾を生やした新種の人間でした。 そしてこの喋り方いいね!!!、 気に入っちゃったよ!! 「ほいじゃあ、行くかの。」 「行くかの。」 ついに始まる肝試し。 前置き長いとか知らない。 全力で知らない。 |