Clap










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観察日記元就視点

先に観察日記を読むことをお勧めします
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「いやだってよぉ…似てるだろお前によ。」












「やはり愚劣!!我でなければどの元就であるか、申してみよ…っ!!」
元親の観察日記とやらを見つけ、輪刀を手にした我にしたあやつの言い訳。
どんな愚かな言い訳をするかと思えば。
「そこの鉢植えの、オクラの名前なんだ!!」






思わず、手を止める。
オクラ…だと…?
「お、おう。部屋の隅の鉢植えの。」
我の心中の呟きはどうやら口から漏れていたらしい。
…それほどに我は動揺しているのか。
「何故我と同じ名をオクラに付けたのだ。」
我は毛利元就。中国の守護者よ。
落ち着かねば、ならぬ。
ならぬの、だが。
「ん?悪い、よく聞こえねぇんだが。」
間抜けな顔をして聞き返してきた元親に向かって我は声を荒げていた。
「何故我と同じ名をオクラに付けたのだ!!オクラに!!」










自覚は、あったのだ。
「もーうーりー。」
確かに我の兜はオクラに見えぬこともない。

「もーとーなーりー。」
「…何ぞ。」
そして我の捨て駒は…恐らく父上の代もその前も…膳にオクラを使ったことはない。恐らく我らに気を遣ってのことであろう。
捨て駒のくせに小賢しいことよ。

「元就。」
「何ぞ。」
元親。そのふてくされた童を窺うような顔をやめよ。
我が黙っているのはオクラと言われて拗ねたのではなく、ただ感情の制御が出来なかった我を悔いているのであって。

「元就。」
「用件を申せ。」
貴様のその「あーもーしょうがねぇなぁ拗ねない拗ねない!!(裏声)」みたいな態度が腹に据えかねるわけでは断じてなく。

「オクラ。」
「だから何だと問うておる…」
そう、オクラなど我の思考に一片の影ももたらしてはおらぬ……オクラ?
「…ッ!!」








「元就…お前やっぱりオク「ち…違っ!!」ラ」
どうして貴様はこう性格の悪い言葉を投げてくるのだ!!
ならば我はオクラの精霊ぞ!!満足か!?
内心開き直りながら、もう元親の言葉には答えてやらぬと我は心に決めた。















日輪につられて元就が口を開くまで、あと少し。











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長い…し纏まらない。
一度テンパる元就さんを書いてみたかったんです。
出来心なんですすみません。
こんなのろま更新サイトですが楽しんでいって下さいね。




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