四月馬鹿夢 | ナノ

三者三様。その1

!注意!
盃兄弟でセクハラネタ。





「名前ー、腹減ったァ…」
「ごめんねルフィ。もう少しだけ待ってくれる?」
「やだっ」
「わっ。ちょ、ルフィ!いきなり抱きつかないで。お茶碗落とすところだった…」
「名前〜…。俺もう限界…」
「う、っわ…!え、なっ、どこ舐めてんのよルフィ!」
「名前の首うまそうだったから。でも何にも味しなかった…」
「あ、当たり前だよ!もうっ、ルフィのバカ!セクハラなんてどこで覚えてきたの!?」
「せくはら?」
「……知るわけないよね…。ほら、飴あげるから大人しくしてて?」
「おう!」
「(無意識にセクハラするなんて…。ルフィらしいって言えばルフィらしいけど、……意識してる自分が恥ずかしいよ…)」



「名前」
「な――……どこ触ってるの?」
「どこって胸」
「最低!ちょっと離してよ!何でいきなりこんなっ…!」
「触りたいと思ったから触った」
「そんな真面目な顔で言われてもっ。ちょ、揉むな!」
「いっ…!……名前」
「なに!?今ならまだ許してあげるよ!?」
「ナイスパンチ!」
「バカッ!嫌い!最低!当分の間近づかないで!」
「アハハッ!冗談だろ、冗談。ほら、怒んなって。可愛い顔が台無しだぞー?」
「誰のせいで怒ってると思ってるのよ!」
「ん。ごめんな?でも怒ってる名前も照れてる名前も可愛いぞ」
「……っもう!エースお兄ちゃんのそういうとこズルい!」
「は?」



「ルフィー、お風呂入ってー」
「んー」
「もう、アニメばっか。エースお兄ちゃんも寝るならあっちで寝て」
「んー」
「もう!ルフィと一緒!」

「……」

「顔にご飯粒たくさんつけて…。あ、ルフィ!洗濯物出しといてよー」
「んー」
「…そんなアニメに夢中にならなくても…」
「…」
「…あれ?サボお兄ちゃん?」
「ん?」
「え?いや、……あの、触った?」
「いや?俺もアニメ見てた」
「そう…。あ、サボお兄ちゃんも洗濯物出して、うひゃあああ!」
「あ、バレた?」
「サッ、サボお兄ちゃん!やっぱり触ってたじゃない!」
「アハハ、悪い悪い。名前が可愛くてつい手が…」
「つい。じゃないよ!もうっ、サボお兄ちゃんのエッチ!」
「ダメだって、名前。そんなこと言っちゃあ…。余計興奮するだろ?」
「エースお兄ちゃん助けて!」
「サボに犯されそうになっただと!?エッチィのはよくねェぞサボ!」
「そこまで言ってないから!」
「エース、本当にそう思うか?今なら俺も手伝ってやる」
「えっ…。ちょ、サボお兄ちゃん…?」
「………名前、ちょっと大人の階段あがらないか?」
「ルフィイイイイイ!」



こんな長男二人は嫌だ!