※お漏らし表現有り 今日も一日がなんとか終わった。やっぱり働いてお金をもらうというのはそれなりに大変で、休憩時間以外はほぼ立ちっ放しなので足腰に負担がかかる。早く帰ってお風呂に入って寝ちゃいたい。明日はお休みだし、この疲れを取る為にゆっくりしよう。 伸びをして更衣室へ向かう前にトイレへ立ち寄る。仕事の都合上、なかなか行くタイミングが取れないのでいつも仕事が終わるまで我慢してしまう。例外なく今日もそうだ。深夜のトイレは全然人が来る気配がなくちょっと怖いけど、ここで行っとかないと帰り道に寄れそうな場所もないので仕方がなしに使っている。なんて考えながら個室に入ろうとした瞬間、後ろからの足音と共に背中を押され個室に押し込まれた。 「びびび、びっくりしたぁ…」 何事かと思い振り返ればそこには我らがサブウェイマスターの黒い方、ノボリさんがいるではありませんか。ちょっとちょっと、ここ女子トイレなんですけど?しかもなんで同じ個室に入っているのかな?そんな私の問いかけ虚しく肩をゆっくりと押され便座に座らさられる。目の前いっぱいに広がるノボリさんの身体と黒のコート。 「勘のいい貴女ならお分かりですよね?」 両手で頬を包まれて、かち合った目線にぞくりとした。ノボリさんの灰色の瞳は色欲にまみれてギラついている。思い過ごしなんかじゃない。私はこの瞳を何回も見てきた。 「嫌ですよ嫌ですからね絶対しませんからねっていつも言ってるじゃないですか」 「ですがこの状況で、拒否出来るとは思えませんが」 未だ頬にある両手を掴み返して離そうとするけど一向に引いてくれない。本当にこの人は攻めて攻めて攻めまくるタイプの人だ。そんな所に惹かれたってのもあるけど、貴方の全部が全部受け止められるわけじゃあないんです。 「さあ、遠慮せずにわたくしの目の前で出してしまいなさい」 聞いただろうか。これがみなさんの憧れで頂点の台詞である。ちなみに私は耳タコである。 「するわけないでしょうこの変態スカトロマニア」 「心外ですね。何度も申し上げておりますがわたくしスカトロに興味があるわけではございません。興味があるのは貴女のその愛くるしいお顔が耳まで紅くなり羞恥の色に染まりきる、そんな表情です。ですので、ね。さっさとおしっこ出しなさい」 「十分変態だ…て、ちょ、ノボリさん!?」 自分のネクタイを解いたかと思えばそれであっという間に私の手首を拘束する。それから制服のスカートを捲り上げてストッキングと一緒に下着までずり下げられた。嫌だこの人、本気でここでするつもりじゃないだろうな。 「なまえがいけないのですよ。大人しく家でしていただければこのような危ない橋を渡らずにすみましたのに…」 「嫌だって言ってるんですから素直に諦めて下さい」 「嫌なら抵抗なさったらどうです」 なんて言うけど、ただでさえ狭いトイレに二人も入っているのだから、足をジタバタさせたところで便座の前に立っているノボリさんには何の抵抗にもならなかった。大声を出したってこの時間じゃあまり人は通らないし、そもそもこの状況をどう説明しろと?上司兼恋人に犯されそうです?ノボリさんの信用どころかそんな相手をしている私の評価まで下がってしまう。 手袋をつけたまま、突起を刺激されて思わず漏らしそうになるのを下腹部に力を入れてギュッと抑えた。必死で耐えるけど肌とは違う手袋の感触に慣れなくてどんどん鳥肌が立ってしょうがない。 「ああ、良いですね。薄っすらと滲む涙と唇を噛みしめながら快楽を我慢する。欲しいのはそのお顔です。もっと見せて下さいまし!」 まずい。ノボリさんの加虐精神に火がついてしまった。こうなったら彼は止められない。更に刺激を促す為、親指で突起を弄りながらぐりぐりと二本指を押し込んでくる。圧迫感が膀胱を刺激していよいよ限界が近づいてきた。 「中も濡れてきましたね。手袋が湿ってしまいました」 「ノボリ、さん。も、抜いて下さい」 「何故です?そろそろなのでしょう?」 「やだぁ、あっ、もう出ちゃう…」 「そんなお顔されても困りますね。ほらなまえわかりますか。ここ、勃起しておりますよ。こんな小さな部分しっかりと硬くしてしまって… 変態」 「んんっ! ぁ、ぁぁ…」 もう嫌だ嫌だ最悪だ。指で奥と突起を同時に擦られて、ぶるりと身震いしたと同時に呆気なく出してしまった。ぴちゃぴちゃとノボリさんの手を伝ってお尻の方まで流れていく。人前でお漏らしなんて大人として情けないやら悔しいやら恥ずかしいやらで目頭が熱くてクラクラする。 「よく出来ました。とっても可愛かったですよ。なので泣かないで下さいまし」 「うぅっ、誰の、せいだと、思って」 「もちろんわたくしのせいでございます。安心して下さい。次はちゃんとイかせて差し上げます」 ちゅ、と軽く口付けされた後は、再びやってくる快楽に身を委ねるしかないのだろうか。とりあえずもう帰りたい。 120920 |