▼ おもらし
「…ぅ…っ」
「あ、効いてきた?」
「はい…」
夕日の色に染まった放課後の教室。
シンプルなスーツに身を包んだ大人しそうな外見のリサは、顔をうつむかせ落ち着きなく足をそわそわと動かす。
それを見つめる男子生徒のタクヤは、ニヤケた顔を浮かべてリサに近付きリサの腹部を指先で撫でる。
「へぇー、利尿剤ってホントに効くんだ〜」
「…っや! やめて、押さないでっ!」
不意に下腹部をグッと押され、リサは慌てて身をかがめ後退る。
「そんなにギリギリなの?」
「…やめ…っ」
タクヤはリサが逃げられないように肩を抱き寄せて、再び体を撫で始めた。
弱い刺激にも股関が震え、リサは耐えきれず股を手で押さえる。
「駄目…駄目…っあ!」
胸を緩く揉まれ、リサの体がビクンと跳ねる。
「…あれ。先生いつもより敏感になってない?」
タクヤは面白そうにリサの反応を伺いながら胸への刺激を更に強めていく。
「はあ…っあ! いや…っ!」
ブラウスのボタンを外され、覗いたベージュの下着の上から胸の突起部分を掻かれると途端に快楽が全身に流れた。
リサは押さえる手の力を強める。
「やっぱり敏感になってる」
「も…やめて…っ」
「いいよ。やめてあげる」
「えっ?」
すんなりと願いを聞き入れてもらえたことにリサはビックリしてタクヤを見つめた。
タクヤは一人で教壇まで歩いて行き、キョトンとしているリサを見ると冷たい笑みを浮かべて教壇をトンと叩いた。
「この上に脚広げて座ってオナニーしてよ」
「…な…っ?!」
タクヤの言葉にリサは頭の中が真っ白になり、その場に立ちすくむ。
「ほら、早く」
「…そっ、そんなことできません…」
「逆らうの?」
「……っ」
「あっそ、じゃ今まで撮った先生の写真みんなにバラまこっと」
「やっ、やめてっ!」
リサは青ざめた表情で声を荒げる。
そして観念してタクヤの言うとおりに教壇の上に座った。
「…ゃ…っ、出ちゃう…!」
脚を広げたことによって尿意を抑えることが難しくなり、リサはわなわなと震えながら両手でさらけ出している秘部を強く押さえる。
「早くオナニーしてよ」
「でも…」
「早く」
「……っ」
冷ややかな声色に恐怖し、リサは片手で尿道のあたりを押さえながら下着の上からクリトリスをそっと撫でた。
「あぅ…っ!」
一気に甘い痺れが駆け巡る。
ほんの一瞬の快楽でさえ尿道がはちきれそうになってしまう。
リサはそれ以上何も触ることができなかった。
「もっとやれよ、つまんないなぁ」
「でも…これ以上やったら…っ」
顔を真っ赤にして涙目で訴えるリサ。
タクヤは小さくため息をついてリサの背後へまわった。
「もう俺がやるよ」
「…っ! やっ、いや!!」
タクヤはリサの手をどかし、恥部に指を這わせた。
リサは慌ててタクヤの手を止めようとしたが、力ではかなわない。
「先生ここ好きだよね」
グリグリとクリトリスをこねくり回され、リサは首を振り乱して悶える。
「駄目っ駄目ぇえっ! 出ちゃうぅ!」
「出ちゃうって何が?」
「お…おしっこ、おしっこ出ちゃう…っ!!」
「いいよ、出しちゃえば?」
「そんな…っあ!あ、ぃやあぁ…っ!!」
クリトリスを摘まれた瞬間、張り詰めていたものが一気に崩れた。
途端に響き渡る水音。
リサは熱くなっていく顔を両手で覆い、体を小刻みに震わせる。
「あはははっ、ホントに漏らした」
「…っ…うっ…ぅ…!」
下着に染み込んでいく不快な尿の感触と立ち込める匂いがリサの羞恥心を残酷に煽る。
「あーあ、ビッシャビシャ」
そう言いながらタクヤはリサの痴態を携帯のカメラに収めた。
「いい大人がお漏らしするなんて恥ずかしいよねー、先生?」
「…っひ…ぅっ、」
泣きじゃくるリサの頭をあやすように撫で、タクヤはそっと耳元で囁く。
「もっとお漏らししちゃおうか?」
「…へ…っ? っあ!やあぁ…っ!!」
グチュッと音を立てて、尿にまみれた秘部にタクヤの指が強引に埋まっていく。
思いもよらない突然の快楽にリサは身を仰け反らせて喘いだ。
「濡れてるからもう2本も入ったよ、ほら」
「あっ、あぁ! 駄、目ぇ…っ!」
「駄目って言ってるわりには凄い締め付けてくるんだけど?」
タクヤはクスクスと笑いながら手の動きを速める。
愛液と尿が混ざり合い、グチュグチュと卑猥な音が教室いっぱいに響く。
「ははっ、もうベタベタ。どっちの液だかわかんないね」
「ひっ、ア、ぁああっ! 駄目…っま、た出ちゃう…っ!」
仰け反ったリサの首にタクヤは舌を這わせる。
リサはキツくタクヤの背を抱きしめ再び恥部から熱い液体をほとばしらせた。
「あっ…あぁっ! ぃや…っ、もう止めてぇ…!!」
「だーめ。まだ全然足りない」
リサの中を掻き回す指が一本増え、更に水音が大きくなる。
イった直後の敏感な体に激しい快感を与えられ、リサはただ泣き叫ぶしかなかった。
下着は乾いている所がないくらいに自らの体液にまみれている。
「あぁあ…っ、いやっ、ああああーーっ!」
教壇の下に広がる水溜まりには絶えず水滴がこぼれ落ちていく。
立て続けにイかされ、リサはほとんど理性を失っていた。
恍惚に満ちたリサの表情をタクヤは吐息を熱くさせながら眺める。
タクヤの手はリサの愛液でドロドロになっていた。
手首に伝い、制服の袖までも濡らしている。
しかしそんなことは構いもせずにタクヤは手を激しく動かし続ける。
「もっと…もっとグチャグチャになってよ、先生…っ」
「いやああぁーーっ!イク!イクーーッ!」
もはやタクヤの声はリサには届いていなかった。
ただ快楽だけを欲する壊れた人形のようになってしまっていた。
「早く…俺だけのものになってよ…リサ…」
リサの喘ぎ声にかき消されるほど小さく囁くと、タクヤはリサを優しく抱き締めた。
リサの瞳は虚ろに宙を仰いでいた。