▼ 放置プレイ
「さあ、これを全部自分でつけるんだ」
「…はい…」
一糸まとわぬ姿のミユキはサカキが用意したものを震える手で一つ取り上げた。
スタンダードな形のローター…
それをミユキは己の乳首にテープで落ちないように貼り付けた。
反対の乳首にも同じものを貼り付ける。
そしてもう一つ残されていたローターはクリトリスに…。
最後に黒いグロテスクな形をしたバイブに舌を這わせてたっぷりと唾液で濡らし、秘部にも唾液を塗るとそれをゆっくりとあてがった。
「ん…っく…」
ズブズブとバイブは飲み込まれ、姿が見えなくなった。
ミユキは強い異物感に呼吸を微かに荒げる。
男は手錠を使い、正座をしているミユキの両手を背中側で拘束させた。
「俺に刃向かった罰だ。俺がいいと言うまで許しを乞いていろ。わかったな?」
「はい…っ」
冷たく吐き捨てると俺は全ての淫具に連動するスイッチを最大にまで入れた。
ブブブーーッ!
ヴインヴインヴインッ
「いゃああああーっ!!」
途端にけたましい振動音とミユキの悲鳴が響き渡る。
ミユキは我慢できず体を床に崩し、ガクガクと全身を震わせた。
「あっあっ、あぁ!! ヒッ、イあ ぁああああっ!!」
「姿勢を崩すな。許しを乞わなければいつまでもそのままだぞ?」
「ヒあッ…ぐ…うっ、うぅああ…っ!!」
ミユキはなんとか体勢を戻し、唾液の滴る口を開く。
「っわ、わたしは…っ、サカキ様の奴隷です…っ!ゆ許して下さ…っひ、いやぁ ああっ!」
ミユキの虚ろな目から涙が零れる。
しかし淫具は絶えずミユキの体に強烈な快感を与える。
「ゆっ許して下さい!もう、刃向かいませ…っああ あっ、許して下い…っ!」
ミユキはサカキの目を見つめ、半狂乱になりながら何度も同じ言葉を繰り返す。
それを見つめ返すサカキの瞳は冷え切っていた。ニタリと歪む口元。
「あと30分はそのままだ」
「そんなっ…!っあああ!お願い…っ許して!許して下さい!ひあぁっ!サ、カキさま…っサカキさまぁっ!」
泣き叫ぶミユキを鼻で笑い、サカキは部屋を出て行った。
ミユキの苦しみはまだまだ終わりそうにない…。