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▼ 目隠し

「んぅ…なんか怖いよぉ…」



全裸の状態でソファーの上に手足を動かせないように縛られたミキは、目隠しされた顔を俺の方へ向ける。



「でも期待してるんだろ…? ほら、もう濡れてきてる」

「やっ…! 恥ずかしいからあんま見ないでよ…っ」

とっさに脚を閉じようとミキは身じろいだ。 だけどM字にしっかり固定した脚はびくともしない。

もっとイジメてやりたくなって、俺は気配を殺してミキの耳元に近づいた。



…ふー…っ

「ひぁっ?!」

「クスクス。耳に息吹きかけただけでこんなに反応するなんて、相当敏感になってんじゃない?」

「もっ…、意地悪しないでよお兄ちゃんのバカァ!」

ミキの顔がみるみる赤くなっていく。 俺はそっとミキの乳房に手を伸ばした。

「…っあ…!」

焦らすように指で撫で回して、ようやく乳首をツンと軽く押す。 するとミキの体がビクンと跳ね上がった。

ミキのアソコはどんどん濡れてきている。 そろそろ刺激が欲しくなってきた頃だろう。 俺はミキの下腹部を指先で撫でる。



「触って欲しい?」

「ん…っ、ぅん…」

「どこを?」

「…ぇ…あ…アソコ…」

「アソコってどこ?」

「…っ恥ずかしいよぉ…」

「ここ?」

「やんっ!」

俺はスッとわき腹を撫でた。 不意打ちをくらってミキはくすぐったそうに身じろぐ。



「意地悪しないでってば…!」

「言わなきゃ触ってあげない」

「っ…、…ぉ…お○んこ…、触って…っ」

ミキは耳まで真っ赤にして囁いた。 その姿が可愛くて今すぐめちゃくちゃにしてやりたい衝動にかられながら俺はミキのアソコに指を這わせた。

「ぁああっ…」

やっと訪れた快楽にミキは体を震わせる。

ミキの中は充分に濡れていた。 クチュクチュという水音と共にミキは子猫の鳴くような声を上げる。

「あっ、あっ! お兄ちゃ…っそこ、グリグリしちゃヤダ…ぁあ!」

クリを刺激するとミキはブンブンと首を振って快楽に悶えた。

…あれを使ってやるか…

俺は愛撫を止めて、音を立てないようにそばに置いておいたローターを手に取った。



「お兄ちゃんっ? どうしたの? 何してるの?」

不安げに頭をキョロキョロ動かすミキ。 俺は何も言葉を発しないまま、ぷっくりと姿を出したクリにローターを当てて瞬時にスイッチを入れた。

ヴヴーーッ

「いやっ!? やぁああぁーっ!!」

ミキの絶叫が部屋中に響く。

クリをこねくり回すようにローターを押し当てて振動を与えてやる。

ミキはますます声を上げて、ソファーをきしませる。

「だめっだめ、だめぇっ!やだぁああっおかしくなっちゃうよぉ!!」

乳首を舐めながさ更に振動を強くする。 ミキの体はガクガク震えて、目隠しからは涙が滲んでいた。

「ひあああっ、だめっ、もぉイっちゃう!イっちゃうーッ!!」

ヴヴッ……

それを聞いて俺はすぐさまスイッチを切った。

「ふぇ…っ? なんで…っ」

「俺も気持ち良くさせてよ」

俺はおもむにズボンと下着を脱いだ。

固くそそり立ったモノ先は俺自身の液で濡れていた。

それを愛液にまみれたミキのアソコに押し当てる。

「……あっ、あっ! お兄ちゃんの入ってくる…ぅっ」

ミキの中はトロトロで凄く熱かった。 俺はたまらず腰を動かす。

「あああっ!!気持ちいっ…お兄ちゃんのスゴいよぉっ…!」

愛おしい喘ぎを繰り返すミキ。

もっとめちゃくちゃにしてやりたくて、俺は転がってたローターを取ってレベルを最大にしてクリに当てた。

「やああーーッ!!そんなっ!ダメ、壊れちゃうっ壊れちゃうよー!ひアぁあッ!!」

ミキの中が俺のモノを絞るように狭くなる。

…ヤバい…我慢できない…っ

「ぉ兄ひゃん…っぁあ!ミキ、もイっひゃう!イっひゃうよぉお!」

「…っ俺も…!」

「イク!イク!あああっ!やああァああーーッ!!」


ドクン、と波打ちざまに俺はモノを引き抜いてミキのお腹に熱い欲をぶちまけた。

ミキはヒクヒクと痙攣して、それからグッタリと動かなくなった。

どうやら失神してしまったらしい。

ゆったりと上下するお腹にかかった精液を拭き取って、ミキの目隠しを外してやる。

可愛い妹の寝顔。 その愛らしい瞼にキスをして、俺はそっとミキの頭を撫でた。

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