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▼ 家庭教師のお仕事

ごく平凡な一般家庭の一室で、男子学生が机にノートや筆記用具を広げて勉強をしている。


それはどこにでもある普通の光景だ。


ただひとつ違うのは、子供部屋には似つかわしくない、女性の淫らな吐息がどこからか聞こえてくるということ…。



「せんせー。だんだん気持ち良くなくなってきたよ。もっと真面目にやってよ」


そう言いながら少年は自身の足元へと視線を下ろす。


彼が勉強をしている机の下──


そこには、一糸まとわぬ格好で少年のモノを必死にくわえている女性…凛の姿があった。



両手は背中側で手錠で拘束され、秘所にはローターがひとつ貼り付けられている。


そのローターの微弱の振動に悶えながらも凛は少年の股間に頭をうずめて奉仕を続けていた。



「さっきから全然口動いてないよ? やる気あるの?」

「んっ…、ッはぁ、あ…っ! だって…っ」


冷ややかな言葉責めに堪らず凛は口を放して少年を見上げる。


薄く汗ばんだ身体は小さな痙攣を何度も繰り返している。


ローターの振動を休みなく与えられ続けて、凛の身体はもう限界だった。


「これ、止めてくれないと…っもう無理…!」


凛は目に涙を浮かべて訴える。


…だが少年はそんな凛を見下ろしたまま不気味に微笑んだ。


「誰が口放していいって言った?」

「えっ…!? …ぁ…っ」

「勝手なことしたから、お仕置きだね」


そう言うと少年はローターから伸びているコードの先のスイッチを手に取って、ためらいもなく一気に振動の強さを最大まで引き上げた。



「いやあぁっ!」


ブブブーーーッと激しい機械音が響くと同時に、凛の口から布を切り裂くような悲鳴が上がる。


強烈な快感に襲われて、凛は机の下で縮こまらせている体をガクガクと震わせて何度も首を横に振った。


「いやっいやぁぁっ!とめて、お願い…っ!!」

「ほら、一人で感じてないでちゃんと咥えてよ」

「んぶっ…!? ん…っ、ふ…ッううぅぅ…!」


乱れた髪を掴んで少年は強引に凛に己の肉欲を咥えさせる。


息苦しさに思わず腕をバタつかせるも、自由を奪っている手錠がガチャガチャと無情に響くだけで抵抗することは叶わなかった。



「生徒に気持ちよく勉強させてあげるのがせんせーのお仕事でしょ?」


掴んだ凛の頭を股間に押し付けながら少年はせせら笑う。



固く閉じた目から涙がこぼれる。


しかし凛は少年に従うしかなかった。


悶える体をなんとか奮い立たせて、きごちないながらも必死に頭を上下させる。


「んうっ…ぅ、ふ…っうぅう…んぐ…ッ!」


「せんせー。声がうるさくて勉強に集中できないんですけど」

「っ…! ……ふ…っ、…ん…!」


無慈悲な少年の言葉にも素直に従って声を押し殺す凛。


しかし言う事をきいても少年がローターの振動を弱めてくれようとする気配はまるでない。


真っ赤に膨れた淫核を激しく揺さぶられ、気が狂いそうになるほどの快感が凛の身体を埋め尽くしていく。


次第に凛の足がぶるぶると大きく震え始め、呼吸が忙しなくなっていく。


もう限界はすぐそこまで来ていた。


だが凛には、このままイッてしまうとまた少年に何かされてしまうんじゃないかという恐怖があった。



…だめっ…、イッちゃだめ…!


そう自分に言い聞かせてなんとか快楽を押さえ込もうとする凛。


…しかしローターという心のない機械はそんな彼女の抵抗などお構いなしに、最大限の威力を発揮して秘部を犯し続ける。



…いやっ、だめぇぇっ…!!


下腹部が熱く痺れるのを感じて凛は思わず体を強張らせた。


だが痺れは止まらず一気に勢いを増して背筋から頭の先へと駆け上がっていく。



「んぐっ…! んんんーーっ!」


ドクンッと膣の奥が鼓動して、熱い衝撃が弾ける。


意識がさらわれてしまうほどの荒々しい法悦に、凛の目から再び大粒の涙が溢れた。



「…あ? もしかしてイッちゃった?」


凛の絶頂をすぐに察知した少年は、ノートにペンを走らせている手を止めて凛を見下ろす。


「っふ…、ぅう…っ」


少年のモノを咥えたまま凛は許しを乞うように少年を見上げる。


ごめんなさい、と今すぐ言葉にするべきか…。

でも口を放すとまたそれを理由に怒られてしまうかもしれない…。


絶頂の余韻と止まらないローターの振動に震えながら、なんとか思考を巡らせる凛。


だが決断するよりも先に、少年がニッコリと笑って冷酷な言葉を突きつけた。


「また勝手なことしたから、罰を与えないとね」


凛の身体に冷たい絶望感が駆け抜ける。


椅子を後ろに引いて凛の口から自身を抜き出すと、少年は凍り付いている凛を尻目に机の引き出しを開けた。


「うーんと…じゃあこれにしよ」


取り出されたのはグロテスクな形をした大きなバイブだった。


それを目にした凛は無意識に「ヒッ」と悲鳴を漏らして脚を閉ざした。


椅子から降りた少年はローターのスイッチを一度止めて、バイブを見せびらかすように凛に突きつける。


──ブィンブィンブィンッ


獣のような唸りを上げて獰猛に暴れ始めるバイブ。


その音や動きは、無機質なローターとは比べ物にならないほど醜くて凶悪だ。



「最大にするとこんなに動くんだよ。気持ちよさそうでしょ?」

「やっ…やだぁっ…!」


後ずさろうと凛は不自由な体を身じろがせる。

しかし机の下には逃げ道などない。


「そんなかっこじゃ挿れらんないじゃん。早く脚開いて腰突き出してよ」

「やだっ…もう許して…っ」


「…はぁ…。せんせーってほんと何もできないんだね。そんなんじゃ立派な教師になれないよ?」

「ひゃっ!?」


少年は凛の細い腰を掴んで強引に自分のもとへと引き寄せる。


両膝を立たせてあらわにさせた秘部は蜜にまみれて赤く登熟していた。


「なんだ、もうビシャビシャじゃん」

「やああっ」


指で押し開くと、剥き出しになった膣口からとぷりと透明の愛液が溢れた。


誘っているかのようにヒクつくその入り口に冷たいバイブの切っ先が押し当てられる。



「せんせー来週から教育実習なんでしょ? それまでにたっぷり調教して、立派な淫乱教師にしてあげるからね」


「ひ…っああああ!!」


怯える凛に一切の気遣いもなくバイブが一気に奥まで串刺される。


恐ろしいほどの快感に凛は一段と甲高い悲鳴を上げて泣き悶えた。


ブブブブブッ


「ひあっ!? あっあっ、ああぁっ!」


中間の威力までスイッチを入れられ、バイブのくぐもった唸りが膣内から響く。



じゅぷっ ぐちゅっ、ぐちゅっ


バイブは機械的に一定のリズムで肉壁を擦り、愛液をかき混ぜる。


休むことなく的確に湧き起こり続ける快感。


凛はどうすることもできず、その刺激に合わせて身体をビクッビクンッと跳ね上がらせ続ける。



「これくらい我慢できるよね?」


冷徹に微笑みながら少年はローターのスイッチを拾い上げる。


「やめ…ッひあああぁあっ!!」


膣内と淫核から同時に刺激を与えられ、稲妻のような快感が体中を貫く。


凛は顔を真っ赤にさせて何度も首を横に振って涙を振り撒いた。


バイブをくわえ込む媚肉からも熱い淫水が飛び散って床や痙攣する太ももを濡らしていく。



「また勝手にイッたら、お尻にも玩具ぶっ刺すから」


「やっ、そ、んな…っあぁ! あああっ!」


容赦ない言葉を吐き捨てて少年は椅子に座り直し、固い欲望を凛の目の前へと持っていく。

“さっさと咥えろよ”少年の笑顔はそう訴えていた。



「っうぁ…、あっ、むぐ…ッううぅ…!」


狂悦に意識を朦朧とさせながら凛は無我夢中でモノを口いっぱいに含む。



「宿題終わるまでちゃんとしゃぶっててね」


そう言って少年はのんびりとペンを手に取った。



凛の“お仕事”は、まだまだ終わりそうにない。

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