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「いやああっ!やめてえぇっ!!」
「んもーっ、暴れないでってば千里ちゃん!」
「ねぇ、もう縛っちゃおうよ」
薄暗い体育用具室に複数の少女達の声が入り乱れる。
暴れ、悲鳴を上げる少女千里を2人の少女が強引に組みしく。
「何で…っ、何でこんなことするのっ?」
千里は涙を浮かべながら目の前で不敵な笑みをたたえて自分を見据えている美佳を睨み付ける。
「ちょっと千里ちゃんの体を観察させてもらうんだよ」
隅に転がっていたハチマキを何本も使って千里の両手を縛り上げながら幸恵は何の悪意ももたない幼い声でそう答えた。
「観…察…っ?」
「千里ちゃんの体、凄く大人っぽいから…。大人の人の体ってどうなってるのか見てみたいねって幸恵と話してたの」
「そんな…っきゃあ!!」
千里の反論など聞き入れず、幸恵は強引に千里の制服をたくし上げた。
「うわあーっ、やっぱおっきいね千里ちゃんのおっぱい!」
「ホントだ。うちのお母さんより大きいかも」
幼い年齢を感じさせない千里のふくよかな乳房が露わになり、2人は興奮気味にまじまじとそれを眺める。
「柔らかーい」
「やだ…っ! やめ…っあん!」
乳房を揉みしだく幸恵の手が、ツンと固くなった乳首をかすめ、千里は思わず甘い吐息を漏らした。
「何、今の声っ?」
「…もしかして千里ちゃん、"感じる"の?」
「え? 何それーっ」
「大人になったら、こういうところ触られると気持ち良くなるんだってー」
「…やっ、やだぁっ! 触んないで…っ!」
美佳は千里の反応を楽しむように乳首を軽くつねったり弾いたりして弄ぶ。
ビクビクと体を跳ねさせる千里を見て幸恵は好奇心を煽られ、美佳の真似をし始めた。
「ああっ! や、だ…っおかしくなっちゃうよぉ!」
両方の乳首をめちゃくちゃに弄くられ、波のように押し寄せる快楽に千里は、どうしてこんな感覚になってしまうのかわからずただただ身悶える。
「クスクス。やらしいね千里ちゃん」
「ねぇ美佳、あれ使ってみようよ!」
「…ああ、そうだね。もっと凄くなるかも」
幸恵に即され美佳はスカートのポケットをあさり始めた。
そしてピンクローターを一つ取り出した。
見たこともないその機械に千里は不安をよぎらせる。
「お兄ちゃんのとこから盗んで来たんだぁ。これ使うとね、すっごく気持ち良くなるらしいよ」
ニヤリと微笑み美佳はローターのスイッチを入れた。
突然鳴り響いた振動音に千里はビクッと体を震わせる。
「や…やだ…怖いよ…っ」
「大丈夫だよ。すっごく気持ち良くなるんだから」
「いや……っあ、あぁああ!!」
千里の乞いも叶わず、ローターは敏感になった乳首へと押し当てられた。
けたましい振動が千里を襲い、快感が暴れ狂う。
「いやぁあっ! も…っ、やめて…! ぁああっ」
「すご〜いっ」
「幸恵、そっちの乳首舐めてみなよ」
「え? 舐めるの?」
「舐められたり吸われたりするのもイイんだって」
美佳に囁かれた幸恵は恐る恐る千里の乳首に舌を伸ばす。
「ひっ! ひあぁあっ、やらぁっ、おかしくなるよぉっ!!」
生暖かい舌のねっとりとした動きとローターの振動により千里は頭を振り乱して強烈な快楽に耐える。
限界は来ていたが、解放するすべがわからない千里はただこの甘い苦しみに悶え続けるしかなかった。
……キーンコーンカーンコーン…
「あっ、チャイム!」
不意に澄み渡った始業を告げるチャイムの音に幸恵はハッと顔を上げた。
「…いいとこだったのにぃ」
美佳は溜め息をつきながらローターのスイッチを切る。
千里は未だに体に残る痺れにピクピクと身を震わせ荒く呼吸を繰り返す。
脱力しきった千里を見下ろし、美佳は再び不敵な笑みを浮かべ、囁いた。
「放課後続きしようね」