memo | ナノ

▼更新 2015/06/13 01:23

お待たせしました。やっと!鷹臣が!出ます!
錆の味では鷹臣ばかりメインですが、熱の条件で鷹臣をこうして出すのは初?ですよね。いやー!長かった!無駄に長かった!待たせてしまってすみません!
ガッツリガッツリ鷹臣を書いていくので、楽しみにしてて下さい(^ω^)





鷹臣と嗣彦の通話


嗣彦「え?もしもし?なんか用?は?」
鷹臣《おい、いきなりなんか用?かよ》
嗣彦「だってタカミー、用があるときしか電話してこないじゃん。最近は電話すらなくてラインオンリーだったから電話とか…キモーい」
鷹臣《キモくねぇだろ!普通じゃねーか!…あー、メグどうしてるか気になって》
嗣彦「はあ?何で俺に訊くの?メグミとラインしてんでしょ?」
鷹臣《してるけど、アイツいっつも素っ気ねーし。リーチの話題の時くらいしかまともに返さねーんだぜ?何でリーチなんだっつの。腹立つよなー》
嗣彦「当たり前じゃーん!利一先輩はタカミーと違ってまともな人だもん。メグミ、ちょっと懐いてたし仕方ないよ」
鷹臣《うわー、リーチぶっ殺す!》
嗣彦「そういうとこが嫌われる要因なんじゃん?」
鷹臣《お前ムカつくな…》
嗣彦「あーはいはい。そんで、メグミは相変わらずだよ。いつもと同じ。規則正しく生活してるし、スキンケアとかもちゃんとさせてるし、毎日好きな本読んでるよ。変わんない」
鷹臣《俺の事は何か話してないのか?》
嗣彦「何かって?」
鷹臣《何でもいいよ》
嗣彦「メグミからタカミーの話題出すと思ってんの?」
鷹臣《思ってるに決まってんだろ》
嗣彦「えー…」
鷹臣《なんだよ》
嗣彦「タカミー馬鹿だねー。もう諦めてさ、ほかの人にしときなよ。前付き合ってた何とか先輩みたいな人にしなって。似合ってたし」
鷹臣《雅のことか?》
嗣彦「多分それ。ソレ系」
鷹臣《バカじゃねーの!俺はメグだけだっつってんだろ!》
嗣彦「でもメグミはそうじゃないじゃん?」
鷹臣《違う。俺はちゃんとメグミと付き合ってた。お前だって知ってるだろーが》
嗣彦「そう思ってたけどさー、違ったんじゃないの?」
鷹臣《んなことねーよ》
嗣彦「メグミ、おかしかったじゃん」
鷹臣《ああ…最後の方か?》
嗣彦「最後の方って?」
鷹臣《俺が大学決まった頃だよ》
嗣彦「ああ。んーん、その前。その前がおかしかったよ。多分、大学決まった頃から正常に戻ったんだと思う」
鷹臣《はあ!?》
嗣彦「はあ?じゃないし。だって変だったじゃん。おかしいと思わなかったの?」
鷹臣《いや、わかんねー》
嗣彦「突然だよ?いきなりコロッと態度変わってさ、タカミーに依存し始めたでしょ。気持ち悪かったよあの時のメグミ」
鷹臣《………》
嗣彦「俺と鴻一は内心焦ったもん」
鷹臣《………》
嗣彦「利一先輩だって変な顔してたでしょ?明らか「これはまずい」って顔してた」
鷹臣《はー…》
嗣彦「図星?」
鷹臣《何とも言えねー》
嗣彦「だよねー。…って言うかごめん。ここまで言うつもりは無かったよ」
鷹臣《ああ、別にいいわ。うん》
嗣彦「大学では何してんの?」
鷹臣《変な奴らから逃げてる》
嗣彦「あー…俺らエリートかっけーだろってコミュニティ系?」
鷹臣《そー、それ。お前ら何しに来てんだよって思うな。三年の奴らとか。サークルだのコンパだの何とかのサロンだのイベントだのおエライさんのパーティだの講演会だの……煩い》
嗣彦「普通の友達は?」
鷹臣《二人くらい出来た。まあ、二人いたら充分。リーチもいるし》
嗣彦「へえ、大学ではタカミーのカリスマ性出さないんだ?珍しいね」
鷹臣《んな暇ねーよ。やる事多いんだよこっちは》
嗣彦「疲れたの?」
鷹臣《疲れてるよ。メグいねーし》
嗣彦「たまにはこっち来れば?メグミと映画観るでしょ?」
鷹臣《そうする》
嗣彦「品プリなら下、映画館じゃん。あっ、帝国なら隣にあるし。行き着けの店も近いしいいんじゃない?」
鷹臣《いや、うちのホテルも下映画館だし。はあ、近いうちにそっち戻るわ。俺からも言うけど、お前からもメグに言っといて》
嗣彦「はいはーい。もう切る?」
鷹臣《ん。課題あるしな。じゃ》
嗣彦「はい、おやすみー」


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