報われない恋の五題
「俺が70まで生きるとして一生で関わる人間を千五百人とする。
その中の一瞬、たった一人に嫌われた程度で、どうして死にたくなるんだろうな」
「今日も君が愛しかったから、きっと明日も愛しく感じると思うんだ」
「知ってたよ。馬鹿みたいだって、ちゃんとわかってるから」
「彼女の人生では俺はただの通りすがりAだ。それ以下にはなれるけど、それ以上にはなれない」
「聖人でも何でもないんだ、愛されたいと願うくらい許してくれよ」