さあ、蜜に塗れた復讐を

私達は繋がっていた。想い合って愛し合って、それが世界の全てで、それが私の楽園だった。

楽園を壊したのは貴方。愛しいその手で、私を奈落へ突き落とした。

手を伸ばす、声をあげて貴方を呼ぶ。どうして来てくれないの?

私をいらないというのなら、過去の全てで貴方は嘘をついていたという事。

失った空間を埋めようとするけれど、何も入らない。ただただお腹がすく。

私は笑う(愛を捨てたフリをして)。私は貴方の隣に居座る(恋を捨てたフリをして)。

約束、ずっと、一緒。這い蹲って獣のように貪る。愛しい貴方は甘い味。