こいごころ
憧憬に似た 純粋で穢れの無い想い
孤独に似た 泣き崩れ闇雲に手を伸ばしたくなる想い
音楽に似た ふとした瞬間に思考を駆け抜けるような想い
焦燥に似た 何かをしなくてはいけないのに何も出来ない想い
信仰に似た 全てを投げ出してもかまわない想い
憎しみに似た 心まで焼き焦がすような想い
疚しさに似た いたたまれない背徳心を抱く想い