*世界観*

*まず最初に*
合縁奇縁(アイエンキエン)は"人と人の縁"と"人と人でないものとの縁"という様々な縁の話になります。
なので物語は"人の世界"である"現"を舞台に進行して行きます。
こちらがメインの長編になります。あまりほのぼの要素は少ないかと…

泡沫安寧(ウタカタアンネイ)は人でないものの世界"宵闇"が舞台のほのぼの日常系です
こちらはサブになります

*世界観について*
現(ウツツ)
人の世界で基本の時代背景は現代日本ですが、話によっては時間軸や世界自体が代わったりします。

宵闇(ヨイヤミ)
様々な世界と世界の狭間にある世界です。どこにでも繋がっているのにどこにも繋がらない人でないものたちの世界になります。


以下、宵闇についての詳しい説明

宵闇内でも、中心になる"屋敷(ヤシキ)"、様々な店の並ぶ"市(イチ)"、
暗くて様々な思念渦巻く"混沌(コントン)"とおおまかに3つに分かれています。

"屋敷"は誰でも住めますが、基本は皆"市"で店を出したりして気ままに過ごしています。
時間の概念はありませんが、一応朝と夜みたいに光と闇が交互に訪れます。
これは現との境界が曖昧になるという合図なり、人でないものたちの中でも力の強い者たちにとっては特にこれといった意味はありませんが、人や力の弱いものはその世界に引っ張られやすいのでその間は屋敷に避難をしています。
屋敷には内のモノを外に出さない結界が施されているので安全です。
その間は現からも宵闇に迷い込みやすくなっています。

"混沌"は様々なモノたちの思念の渦巻く場所で迷い込むと力が弱いモノは喰われます。
その思念の塊たちは名無しや形無しと呼ばれ、ごくまれに形があったりもしますが、余程運がよくないと再び喰われます。
名無したちは現にも干渉し、人に取付き徐々に喰らって形を得ようとします。
混沌にも結界はありますが、名無したちの呼び声に反応してしまうと結界は意味をなさなくなります