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2015 / 12 / 04 冬の静けさを待つ


静かな部屋に流れる時計の音と外から聞こえる沢山の音が私の中で混ざり合い色になる。悲しみがゆっくりと思い出され、喜びがいつかの夢のようにほの明るい優しい光となって瞼の裏で広がる。私は狭い世界で生きることを嫌がりながらどうしようもないくらい何かに縛られたがっていた。自由を夢見ることがきっと最高の楽しみだと思っているのかもしれない。狭い穴に沈むことで果てしない想像が脳内を刺激して快感になる。



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