独占欲/プロシュート

独占欲って事になるのかしらね。

「イチ、もう離せ」

じゅるって音を立てて私の口から彼自身を引き抜いた。でも手はそのままにして、根元に刺激を与えてた。

「今日はずいぶんサービスがいいな」
「たっぷりしてあげる」

また口に含むと、そのキレイな顔をちょっと歪めて耐えているようだった。そんな顔、他の女の前ではしないでね。
じゅぶじゅぶと無理に音を立てて、吸いつくように頭を動かす。いつしかプロシュートが私の頭を持って腰を動かしてた。
「っ、もうっ」
「いいよ、出して」

くわえたままだったから私の言葉ははっきりしてなかっただろうけど、プロシュートは私の口内に精子を吐き出して、私はそれを受け止めて飲み下した。苦い。口内が痺れるような、不味さ。

肩で息をしてるプロシュートをみて、私は再度彼自身に舌を這わせる。根元のほうから先のほうに舐めあげるとヌラヌラと先からこぼれて、また硬さを持ったのが分かった。先っぽに口づけて無理に音を立てた。

「すごいね、プロシュート。今日はいっぱいイカせてあげるね」
「そういうのは男が言うもんだ」
そういうと私を押し倒して、太ももにキスマークをつけてから秘部に口をつけた。

「っあん…!」
「イチもガマンしてんじゃねえよ」
「んぁっ!」

舌を出し入れさせたり、舐めあげたり、つついたり。その感触に腰が自然揺れた。

「挿れるぞ」
「早く!」

眉間にシワを寄せて、キレイな顔をちょっと歪めて。

街でプロシュートを見る女は知らないでしょう。プロシュートがこんな切羽詰まった、切ない顔するの。
コレが独占欲って言うのかしらね。




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