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「私の勝手な判断だから例外があるなら改めるわ。でも悪意があったと感じたなら、貴方に其なりの意趣返しさせて頂く可能性は有るかしらね。」

久は笑って居るが、目は決して笑って居ない。
久と総司の携帯両方にメールを知らせる音とバイブレーションが感知させる。

「戻りましょう。美津からだわ。」

久は嬉しい気な表情。
久と歩きながら総司は話掛ける。

「僕、あの保健室以後、はじめ君とあってません。」

「それは、貴方が避けて居るの?それとも初?」

「僕ははじめ君と話をしたいと思って居るし。はじめ君を知りたいと思ってます。」

「なら、話てみることね。じゃないとあの子、本当に誰の手の届かない所へ行くかもしれないわ」

「それ、どういう…」


 

















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