「石を齧り泥を飲みそれでも尚前を向くなら、あなたは世界を愛していたのだ」

NOVEL NETA(0613)

-CHARACTER-

千歳(titose) クチート♀:看板娘
花丸元気な一家の末娘。才色兼備な皆のおねいさん的立ち位置から一転、赤子のように意志の疎通にすら困るような状態になったことがある。母親代わりのマリアさんや姉二人の決死の努力によってすくすくと育ちなんとか十歳児程度の知能には育ち直した。昔のことはよく覚えていないらしい。基本的に素直で、わがままだが自分で納得すれば大人しく引き下がる。外見年齢は18ぐらい。幼さ故の真っ直ぐさ素直さがあり、しかしやはり幼いのではじめて目にすると色々いたたまれない気持ちになる。
同い年には遠巻きにされ子供たちとは最初は仲良くできるもののガチ喧嘩しちゃって会わなくなるパターンが多いので、近所では姉妹の他はお爺ちゃんお婆ちゃんとの知り合いの方が多い。more


卯花(unohana) ゴウカザル♀:猿姉
疑似姉妹次女担当。外見年齢20前後。実家が大工をしており、また兄弟も男ばっかりだったため行動言動が非常に男らしい。(今はバイトとしてそこで小銭稼ぎをしている。)最近漸くそれがおかしなことに気が付いて密かに気にしている。手がざらざらごつごつなのも密かに気にしている。
自分のことには大雑把だが根が真面目なので他人への行動に非常に気を遣う。体育会系なので年上は敬うし他人にも迷惑をかけないように心配りをする。とくに千歳とは昔一悶着あったようで現状に一番やるせない思いを抱いているだけあり、千歳関連で周囲に迷惑をかけるのを非常に恐れている。more


梓沙(azusa) シャワーズ♀:魚姉
長女担当。外見年齢20前後。なんだかとっても神秘的な雰囲気をしている。
包容力はあるが、それ以上に周囲に対してあまあま。デロ甘。
ご近所さまからは「やさしくて美人のよくできたおねえさん」で通っているが、実状はただ甘やかしているだけ。問題が起きようものなら解決しなきゃいけないわねえと言いつつも自分では全く動かず被害者加害者共に甘やかす。特に千歳への甘やかしが目に余る。相手の為を思っての行動ではないため、甘いだけで優しくはない。それを自分でも自覚していてしかし直すつもりはないあたりわりとにアレ。
だけどまあ、ただ優しくされることが救いになることもあるよね。more


更夜(koya) ゴローニャ♂:岩兄
三姉妹の事情に精通した謎の風来坊お兄さん。旅から旅へと繰り返す生活の中でその肌は黒く焼け(垢も多少あるかもしれない)、なんだかとても逞しい。一年に一回だけ脱皮のシーズンに三人の元へと帰ってきて体を休める。その際全身の日焼けの皮が向け二重の意味で脱皮する。
年若い三人をほほえましい目で見ていと同時に、その行く先を案じている。人生を謳歌中。more


マリア ミルタンク♀:牛母
ざっくばらんかつ竹を割ったような性格で、非常に教育的。二年前まではリーグ働いていたらしい。二年前ふらりと退職し余り余っていた金を使い一軒家を購入。広さをもて余していた所で当時行き場のなかった千歳卯花梓沙を家に引きずり込んだ張本人。彼の放任主義はマリアの影響であるらしい。
今まではある程度成長した相手を教育していただけに子供の扱いには慣れていないなか、女手一つでなんとか千歳をまともに育て上げる事に成功。
今もなおバリバリに働く働くままさんである。ただ片付けだけは出来ない。眉毛も太い。


-SUB-
スズ:騒がしご近所様♀
マリアのご友人で一家の所にもよく遊びに来る人。きゃらきゃらとよく笑う。
ソラ:生真面目ピカちゃん♀
寿々利の部下らしい。色々苦労している。
リュー:ドライ系不遜男♂
ソラさんが頭を痛める原因の一つ。一番後輩の癖に態度がやたら大きい。


- ナノ -