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長い

まずコロナのせいで交通機関を嫌がる親戚たちのために車で帰る(片道10数時間)わけなんだけど、免許持ち私のみだから孤独のレースが始まります。この時点でしんどい。順調に帰省できるかと思いきや、途中で妹旦那に借りてた車が壊れてJAFさんにお世話になりレッカーされる。一日保険に入っていたのとJAFのお兄さんが優しかったのでオカーネもまあまあ抑えられた。(マジで半年ぶりぐらいの運転で高速道路の途中の故障はきつい)(数年前から分かっていたけど私は交通安全と皆無すぎることを痛感したので近々ちゃんとお祓いに行けと妹に言われる)
無事に帰省してひいおばあちゃんと会った。親戚からは遠回しにコロナだから帰ってくんなと言われたけど、ひいおばあちゃんがいなかったら私は幼少期で死んでたって言っでも過言ではないレベルの育ての親みたいな存在だから、最期はどうしても会いたくて、妹と頑張って帰って良かった。本当にそれだけは良かった。
帰省中は実家に寝泊まりしてたけどストレスすぎて肌荒れがエグいことに。口内炎も大量発生した。
そして帰りにまさかの雪とぶつかる。予定があるから強行突破で下道をノーマルタイヤで走り始めるものの、途中で空転しちゃって命の危険を感じたので車中泊。車中泊中に、私たちと同じように空転しちゃった車が坂道を物凄い勢いで滑って逆走してるのをたまたま見かけてしまって、焦って焦って、結局その車はなんとか無事だったんだけど、これが1番つらかった。私たちもあんな風になってたかも、ってメンタルにきた。雪とはあんまり関係ない地域育ちだから、雪道をわざわざ走った経験がないからナメてた。だめだね。雪道は冬用タイヤ+チェーンついててもよほどの用事がない限り走らない方がいいって学んだ。ハンドルが言うこと聞かない感覚ハッキリ鮮明にあるんだけど、本当に雪道は怖い。死ぬかと思った瞬間が何回もあって、そのたびに妹を同乗させてる責任や、自分自身が死にたくないって強く思って、私はやっぱり死にたくないんだって自覚した。
帰りは半分くらい下道で帰ったから、半日以上は運転してたわけだけど、半日以上ずっと雪道や路面凍結を心配しながらずっと気を張って運転してたから心底疲れてる。ちなみに今帰りついて布団の中でこれ書いてるんだけど、ずっと心臓あたりが苦しくて寝られない、たぶんストレスだと思うんだけど、ずっと死と隣り合わせって感覚で運転してた(途中からは雪道とかでもなく高速道路で帰ったんだけど、雪道のトラウマが凄すぎて緊張状態が抜けなかった)、車内が息苦しくて、寒いのに何回も何回も窓開けて換気しないと呼吸できなかった。とにかくおつかれ私

結果として、ひいおばあちゃんに最期に会えたのは本当に本当に良かったし後悔なんてミリもないけど、行き帰りで色々とありすぎて疲れましたという話。

ひいおばあちゃん、90数年も生きたのに、2時間弱で骨と灰になるんだから、人間ってそれくらい脆いんだよな。ひいおばあちゃんは幸せなのかな。コロナの面会制限なかったらもっと会えてたのにな。はあ、幸せだといいな。死後の世界があるなら私はきっと同じ場所にはいけないけど、いつかまた会えたらそのときはちゃんと感謝の気持ちを伝えたい


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