新入り・シグマさん



「こんにちはース」

黄村「はいよーっと。どなたですかー」

シグマ「新しく入ったウォークマンのシグマっス。よろしくお願いさーす」

黄村「え?いきなりだなあ……いつも何かしら前振りあったのに」

黒飴「そうですよね、所有者はどうしたんでしょう」

シグマ「さあ」

赤村「誰か来たのか?」

白玉「あ、うん。シグマさんっていうんだって」

伊音「ふーん。男の子?」

シグマ「女顔だって言われるんスけど男っス」

黄村「ていうかあれだね、青珠んとこのウォークマンさんに口調が似てるなあ。同じウォークマンだからかな」

シグマ「いやしらねえっスけど」

赤村「……シグマはウォークマンなのか」

シグマ「ういす」

伊音「男の娘位置は渡さない!」

シグマ「いらねえよ」

黒飴「にしても小さいですね」

シグマ「アンタよりは小さくないと思うスけどね。大体背も小さくて胸も小さいとか……女じゃねえ」

黒飴「撲滅させてあげましょうか」

白玉「まあまあ……」

黄村「その真逆が白玉だよね」

シグマ「白玉さんっていうんスか?モデルみたいっスね」

白玉「ええ…そうかな?ありがとうークマさん」

シグマ「クマ、さ?」

赤村「さりげなくあだ名つけたな……」

伊音「クマちゃんとかかわいー★」

シグマ「……」

黄村「あんまからかうなよー」

シグマ「……今日はここらで帰ります。あざした」

黒飴「来なくても地球は回りますので二度と来ないで下さいね」

黄村「黒飴……」


主月「やはーシグマん!」

シグマ「主月さんじゃないスか」

主月「黄村達に会ってきたの?」

シグマ「そんなとこっスね」

主月「面白いでしょ?あ、あと私の弟可愛かったでしょう!」

シグマ「弟?っスか?」

主月「赤いのだよ」

シグマ「ああ、大人しそうな眼鏡の」

主月「この間記憶なくしちゃったからねー、ちょっと人見知りにね。まあ仲良くしてやって」

シグマ「そうだったんスか。わかりました」

主月「これからどこ行くの?」

シグマ「まあ、他のとこに挨拶にでも」

主月「私もついてこっか」

シグマ「まじスか?お願いします」

主月「じゃあ緑鳥んとこ行くかー」

シグマ「ういす」


シグマがなかまになった!

―――――――――――――
シグマのついでに主月も出してみた。
予想以上にシグマがクールになったぞ……とりあえずシグマは腹立つ子。あとM。






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