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【頭上1メートルのハナ】捕捉

かなりわかりにくい話だと思いますので、蛇足かもしれませんが、少し説明させていただきます。

[タイトル]
ハナはそのまま花です。真凛をさしています、あるいはモブ娘から見た橘先生。"頭上1メートル"をつけることで、完全に手の届かないわけではない、高値の花まではいかないけど、でも届かない。そんな意味をこめました。

[6月26日]
真凛の真ん中バースデーです。作中裏設定では、真凛はこの日に婚姻届けを提出して、その次の日に式をあげたと思います。

[女体化]
結婚させたかったからにすぎません。たいした意味はないです。

[モブ娘満点テスト]
真琴はごくごくたまに、凛に丸つけを手伝ってもらったりしています。
たまたまそのときにモブ娘の百点を見て、自分のペンで走り書きした結果が"great!"です。
(私も過去に、先生に書いてもらえるのが嬉しくて、テストを頑張った思い出があります。)
真琴は、自分の字ではない筆記体をほめられたので、曖昧に笑ったわけです。

[若干におう遙凛のかおり]
遙の登場は真琴たちが長らく付き合って、結婚をきめたという、真凛夫婦の幸せを読み手にわかっていただけるように……という意味ももちろんありましたが、若干遙凛風味にとれたりしますよ、ね?遙さんは過去に凛をすきで、"幸せになれよ"と言ってはじめて凛への想いを振り切っています。

[砂浜美人凛ちゃん]
私の文章力不足で、書けませんでしたが、モブ娘は学校帰りなので制服を着用で凛と出会います。
凛は、真琴のいる学校の生徒だと、モブ娘を認識して話かけました。
モブ娘の話で、すきなひとが大人だからといった描写がありました。モブ娘が真琴をすきだと、明確に気づいたわけではありません。凛は、生徒から先生に恋をすることもあるという可能性に気づきます。だから、真琴も誰かに好意を寄せられているかも、と思います。でも、すでにゴールインしてる真凛なので、お互いがお互い意外をすきになるとは絶対に考えません。凛は、真琴が生徒から好意を寄せられた場合、真琴はもちろん受け入れないというのをわかっています。真琴への想いが崩れて、悲しむひとがいる、それを思って、苦い顔をしたわけです。
苦い顔が、真琴の曖昧な笑顔を思い出させたのは、二人がお互いを想う表情だからでした。凛の書いた字だよと思いつつ笑った橘先生、誰かをフっているかもしれない真琴を思った松岡選手。正解には、真琴がフった誰かを思って心を痛めていたわけですが。


うまく説明できず、申し訳ないです。
ここまでお読みくださりありがとうございました!