ネリネ | ナノ






最後まで御覧頂きありがとうございました。茶々子です。

このお話自体は元々昨年(映画公開)辺りに映画の視聴と小説を読んで成り立ちを起こしてあったもので、数話ほど書いてあったものに手直しを加え、その先を書いたものになります。放置してただけとか、まさかそんな、ははは。
そんなこんなでグリフォン一周年記念になってしまった遅咲きの長編です。


「シュウの為に何かしてやりたいと思う反面、それをしてしまえばシュウが居ないことを認めなくてはいけなくて、それが恐い白竜」と「変わらないままの白竜に一喝してやりたくて、でも自分のことは忘れてほしくなくて、それでも白竜に前を向いてほしいシュウ」を全体的にイメージしています。お互い割り切れない部分はあるけど、それも含めて未来へ歩いていく感じです。最終的に、はじめに書いていた「居た証」というよりも「居場所」云々?のお話になりました。
まあ実際はイナクロで何事もなかったかのように(影はあったけど)シュウ登場&映画でマイワールド全開な白竜だったわけですがね!
でもよくよく考えるとアニメと映画どちらの時間軸でも彼等は顔を合わせていないんですよね…ライメイで仲間になるのもゴッドエデンの特訓後ですし。そう思うとちょっと感慨深いものがあったりなかったり。実は何処かで逢ってたりしたらいいなぁ。


白竜が最初の語りを除き最後の辺りまで(独白含めて)シュウの名前を呼ばないのは仕様です。「あいつ」とか「こいつ」の部分を彼の名前に入れ替えて読むと白竜がとても女々しく見えます(笑)
最後に送り出してもらうことで漸く踏ん切りがついて彼の名前を呼べたんだと理解してもらえたら嬉しいです。


お話は松/任谷/由実さんの「春よ、来い」とR/HY/T/HMさんの「桜唄」をBGMにしていました。どちらも恋の歌ですが、自分の中で凄くいい感じにシフトしたので。お話の中でも少し参考にさせて頂いた部分があったりします。



後書きの方まで読んで頂きありがとうございました。これからも拙宅をよろしくお願いしますね。

121223 茶々子



辛夷…友愛
金盞花…悲嘆・別離の悲しみ(恋人への不変の愛と忍耐を表す花)
月桂樹…栄光
勿忘草…私を忘れないで
シロツメクサ…幸福(四葉)・私を思って(白)
杜若…幸運・幸せはあなたのもの
ネリネ…また会う日まで・幸せな思い出・輝き

桜…精神の美しさ・あなたに微笑む





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