10番! | ナノ

こちらまでご覧頂きありがとうございます。何とかかんとか年内にまとめきりました。話自体はまとめていたのですが、最後の推敲やら何やらをぼんやりとやっていたらこんな末に……。

お話のコンセプトとしてははじめに書いていた通りなのですが、テーマとしては「誰か→豪炎寺さんへの感情や印象」を根底に置いていました。それを強く出したつもりでいるのが染岡さんと鬼道さん。最初このテーマだけを置いて、シリーズにするとか深いことを考えずに染岡さんのお話を書いてから、「豪炎寺さん企画やろうぜ」と突発的に立ち上げてから、意識して書いたのが鬼道さんになります。最初は豪炎寺さんの背中とか技とか背番号に沿った話でやるつもりだったんですけど、自分の技量含む諸々の事情により、そこに沿って書くのは彼と繋がりが強い人に限ることにして、サッカー半分日常半分ぐらいで進めることにしました。

裏話としては、今回のシリーズは全て「テキスト20KB以下に仕上げる」という目標でやっていました。基本的にいつも短編として書いているもの30KB以上(少なくても25KB以上)のものが多いので、もうちょっと必要なことや書きたいことを短い中で纏める練習も兼ねていました(大学のレポートでいつも書き始めると規定文字数や枚数が平然と倍になっていた人間)。だからといってこの先短編にあげるものが20KB台になることは稀なんですけど。

ぶっちゃけこの中で一番のお気に入りなのが半田くんとのお話です。つらつらと書きたいことを書きたいようにやっていたんですけど、保存したら彼がきっちり20KBで書き上がっていて謎の感動を覚えました。話の内容としても、他の話は直接的な一対一の話が多い中で、半田くんのものだけは直接二人が関わっているのは最後だけっていうのが書き手としては気に入っています。輪に入れなくて覗きしてる半田くんは居ます!!!! 

秋ちゃんと夏未さんは豪炎寺さんのことを手のかかる男の子だと認識しています。確かにかっこいいしクールで強いけれど、ふとしたときに年相応さというか、サッカー馬鹿なところを垣間見てまったくもう、ってなる感じ。春奈ちゃんはからかってくるけどかっこいい先輩という認識。私的にですが、豪炎寺さん→春奈ちゃんはからかうと面白いけど程度を間違えると鬼道さんが怖いので、その綱渡りを楽しんでいる節があると思う。
あと虎丸くんは構想段階では居たのですが、短編でそれらしい話を書いて(実際は前サイトで書いたものを手直しして此方へ持ってきているのですが)いたので、選考からは外しました。

シリーズも長編も最後まで書ききったものを再修正してからアップ、というのが理想的(更新停止状態のステラとかがちょっと心残りなので)だと考えているので、このシリーズのように書きながら随時アップは滅多にやらないのですが、今回は思い切ってやってみて、二ヶ月以上かかりましたがどうにか終わりまで漕ぎ付けました。本当はもうちょっとコンスタントに書いてあげてをしていくつもりだったのですが……。

兎にも角にも、色んな方面から見た豪炎寺さんを私なりの言葉で表現できて楽しかったです!
自己満足企画にお付き合い頂きありがとうございました!


20181231 茶々子


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