同じ空の下 | ナノ
(※Memoより移動。4/21日記念文。会話のみ)



『ねえサッチ!今日は何の日だっ!』
「ん?今日…?4/21だよな、なんかあったっけ?」
『…ぶっぶー時間切れ。じゃね!』
「あっ、おい待て答えは…!……お兄さん気になっちゃったじゃねぇか…」



『ねえねえエース!今日は何の日だー!』
「は、今日?うーん…誰かの誕生日、じゃないよな…」
『……残念エースも時間切れー。んじゃ!』
「ちょ、おい!答えくらい言ってけってのー!」



『ねえ!ねえねえ!マルっ、…いたい』
「うるさいよい。…で、どうしたんだよい」
『あのね、今日は何の日でしょう!』
「……仕事の邪魔するなら後にしろよい…」
『酷い!マルコが苛める!』
「あー!もうわかったから騒ぐない!」
「「レン!いるか!?」」
『あ、サッチにエース』
「また煩いのが二人も…っそれよりお前らノックくらいしろい!!」
「わりぃマルコ、だけど俺達にはもっと重要なことが…!」
「そうなんだよ!」
「重要な…?何かあったのかよい」
「「レン」」
『は、はい…?』
「「今日はいったい何の日なんだ!?」」
『なんだ、そのことか!今マルコに質問してたとこだよ』
「…答え、教えろよい」
『えー、もう?しょーがないなぁ。あのね、今日は…』
「「「今日は…?」」」
『サッチとエースとマルコの日!』
「「「……は?」」」
『サッチ!サッチは何番隊の隊長?』
「4、だな」
『エースとマルコは?』
「俺は2だ」
「1」
『ね!サッチが4、エースが2、マルコが1で、4/21、今日!』
「…なるほどな」
「てことは明日はサッチと俺と俺の日?…なんかヤダ…」
「こら、ヤダってどういう意味だ。お兄さん泣いちゃうぞ」
『でね、4、2、1に私関係ないけど、たまには4人で甲板で日向ぼっこなんかしながらゆっくりしようよ』
「お、それじゃ俺は簡単にサンドイッチでも作って来ようかな」
「まじか!早く行こうぜ!」
「悪いが俺は仕事があるんでねい」
『えー!行こうよマルコー!ねーねーねー!』
「…っだあーもうわかったから!わかったから耳元で大声出すなよい!!」



「はいお待たせ、サッチさん特製サンドイッチ!」
「うまそー!いただきまーす!」
「ほら、マルコもレンも早く食わねぇと全部エースに持ってかれるぜ」
「っふぉんふぁふぉおふぇーふぉ!」
「何言ってるかわかんねーよい……?レン?どうした?」
『ううん……ただ、ずっとこんな平和が続くといいな、って』
「………ふぉぅふぁふぁ…」
「台無しだ、エース」
「んくっ……すまん」
「……そうだねい」
『ま、大丈夫だよね!私達強いから!』
「当たり前よ!誰が来ようとこのサッチさんが倒してやるぜ!」
「俺も!家族のためならなんだって!」
「俺も、同じだよい」
『…ごめんね、変なこと言って。さて食べよう!』
「レン」
『…なに?マルコ』
「ありがとう」
『!…うん!』



(((今日は何の日?
サチエスマルコの日!)))




(あ!?サンドイッチもう殆ど無い!?)
(…エース!)
(わりーつい)
((つい、じゃねーよ(い)!))
(だから言ったろ、無くなるぞって…)

(…ふ、ふっ、あははっ!)
(…くくっ、はははっ!!)

(何が楽しいんだかねい…)
(わかってるクセに。マルコさん)
(…………よい)
(全く素直じゃないんだから)



※補足…?
マルコの「ありがとう」は、「この場を作ってくれてありがとう」という意味です。
ここにいる3人はきっとその意味をわかってると信じて。



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