何も考えられないように
この作品は、「お化けなんて…」の続きです。
続き要素、全くありません。(笑
裏小説になりますので、
苦手な方は回れ右でお願い致します。
「んっ…ふぅっ…」
卑しい水音と共に甘い吐息がキドの口から漏れる。
唇を離してやると、肩で大きく空気を吸い込んだ。
僕の我慢なんて簡単に崩れてしまって。
まぁ、あんな格好見ちゃったらしょうがないと思う。
僕はキドの首に顔を埋め、わざとリップ音をたててキスをすると、彼女はピクリと肩を震わせた。
「かわい…」
そう言うと、「うるさい…」と言って顔を背ける。
顔を真っ赤にして言われても。
僕、我慢出来なくなりますよ？キドさん。
横腹あたりに手を這わせると、くすぐったいのか体を捩らせる。
「つぼみ…」
名前を呼ぶだけで赤くなる彼女は、すごく可愛くて。愛おしくて。
再び、何度も啄むような口付けをした。
体に這わせている手を、段々と上に持っていき。
優しく、胸に触れる。
「んっ…」
やんわりと動かしていると、突起が主張し始めた。
ツンと触れるだけで大袈裟なほど反応する。
僕は片方を指でいじり、片方は口の中へ含んだ。
「っ…、あっ…」
キドの口から段々と甘い声が漏れていく。
甘噛みをするとさらに甘い声を上げ。
優しく弄ぶと切なく鳴く。
「きもちい？」
そう聞くと、恥ずかしそうに小さく頷いた。
「好きだよ」と耳元で囁くと身を捩らせる。
耳を舐めると、さらに切ない声が漏れた。
「ぁっ…、んっ…」
耳と胸をいじりながら下の方へと手を伸ばす。
「ふっ…、あっ！そこ、だめっ…！」
キドの言葉になんか耳を貸さず、僕はそこに触れた。
そこは彼女の愛液で溢れていて。
わざと水音をたてながら手を動かした。
「ぐちょぐちょだよ？」
「やだっ…」
キドは手で顔を覆ってそっぽを向いた。
そんなことをしても無駄なのに。
僕は何も言わずそこに指を埋めた。
「あっ！んっ、やっ…！」
そして、ゆっくり動かす。
「あっ、あっ…！んんっ…」
「キドの好きなとこってここだっけ？」
中でくいっと指を曲げると、ビクンッと体が跳ねた。
「やぁっ…！」
「それと、ここも好きでしょ？」
そう言って、もう片方の手で下の突起を押し潰した。
「あぁっ…！」
両方を攻めると大きな声で鳴き始めた。
キドはもう、顔を覆って恥ずかしがっている余裕なんて無いようで。
僕の脱いだ服を握りしめて必死に何かに耐えているようだ。
「やっ、あっ…！両方っ、だめっ…!!」
「ん？」
「やだっ！かのっ！」
涙目になりながら僕に訴えてくる。
そんなされてもやめないよ？
僕もそろそろやばいんだから。
「あっ、あっ、やだっ…、いっちゃっ…！」
「いいよ、イっても」
それを合図に手を激しく動かす。
「やっ、あっ…、あぁあっ…!!」
僕の我慢はもう限界で。
指を抜くとすぐに自身を取り出し、キドにあてがった。
「あ…」
「入れるよ？」
「えっ…、まっ…、あぁっ！」
キドの言葉なんか聞かず、僕は一気に突き上げた。
「はぁっ…、しゅ、や…」
珍しくキドから僕を求めてきて、首に腕を回してきた。
そして、ぎゅっと腕に力が籠もる。
「つぼみ、好きだよ…」
「ん…」
僕は彼女を抱きしめて、律動を始めた。
中を激しくかき回すように。
「やっ、あっ…、はげしっ…、あんっ…！」
キドの好きなところを探しながら、腰を打ちつける。
「やぁっ!!」
見つけた。
一番、甲高く鳴いたところを攻めながら。
「ここがいいの？」
「あっ、あっ…んんっ…、だめぇっ…!!」
「ダメじゃないでしょ？」
「やっ…、だめっ…あっ、しゅっ、やっ…！」
そこを攻めながらキスをする。
すると、きゅうっと僕を締め付けてきた。
「っ…、そんな締め付けないでよ…」
僕も大分やばいんだか。
「んっ、あっ…！やっ、もっ…、だめっ…！」
「いいよっ」
そう言って、僕は激しく奥を攻める。
「あぁっ…んっ、あっ、いっちゃっ…！」
「っ…」
「あっ、やっ…、あっ、あぁああぁっ…!!」
「くっ…」
そして、僕らは絶頂に達した。
自身を抜いて、ぎゅうっとキドを抱き締めた。
「つぼみ、好きだよ」
「ん…」
触れるだけのキスをし、少しだけ彼女と離れた。
眠たそうにしているキドの頭を撫でると、気持ちよさそうに目を細める。
「眠たいの？」
「ん…」
数回、頭を撫でて。
「おやすみ」
僕はキドの額にキスをした。
良い夢を見れますように。
その後、キドにこっぴどく怒られたことは言うまでもないよね。
あとがき
やべぇ。
まとまってない。
ホントに申し訳ないです…(泣
ごめんなさい…。
もっと、精進致します。
最後になりましたが、ここまで呼んでいただき、ありがとうございました！
2013.08.26 桜音
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