どろど ろ、

したなんかしら。



イヤホンを耳にはめたまま音楽を再生し忘れていたことに気付いた。欲していない訳ではない、拒絶している訳でもない、只只いつか手に入れた全てがそうなってしまうのではないかという恐怖。慣れという名の忘却。(再生。)
20120928 21:44

(虹色の空、群青の雲、嘘じゃあないって窓の外見てみろよ。有り得ない想像も楽しいけどさ、思った以上に現実も良い場所だって、こんな世界なら君と共有しても良いかなって。)
多分それが幸せ。
20120825 18:50

窓の向こう側は薄く墨を流した虹色をしているのに誰もが虚ろな目をして明日の天気の事だけを考えていた。いつの間にかイヤホンからの音楽は絶え白い半月が笑う、誰も気付かぬ塀の内。疲れたようと鳴く声だけが湿った空気に澱む夜。
20120824 18:52

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