すんごく私情の話


見てはいけないものを、見てしまった気がします
とある人の日記です
ずっと私はその人が強い人だと思ってました
でも、違いますよね
人間なんですから、弱い一面があるのは当たり前なんですよね
日記には、その人の当時の心情がつらつらと書かれていました



日付はもう何年も前でしたが、私はまだ当時の事を鮮明に覚えています

罪悪感がありながらも、好奇心に負けて読んでしまいました
だって、その人が日記を書くような人だとは思いもしなかったんですから

誰にも頼れず、安心出来る場所もなく、そんな追い詰められた状況で私に笑顔をくれた人
読んでいて泣きそうになりました
まだ幼かった私は察することなんて出来ず、傷付けたのかもしれない
人知れず泣いただろう事実を私は知らない
自分が無力で情けないです
ずっと近くにいたのに

自分のストレスは自分にしかわかりません
自分でもわからないかもしれない
安心出来る場所があって、愚痴を言える人がいて、自分を支えてくれる存在があることは当たり前じゃないんです
幸せなことなんです
恵まれたことなんです

人間、強い人なんていません
どこかに弱い一面があるんです
身近にいる人の、そういう面を見てしまった時、自分に出来ることを精一杯やろうと思います




 2011/05/15 12:35
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