いちにのポカン(965)
2012/11/11 04:00

体育館にみんな揃ってて、なんか知らん奴おるなぁと思ったら何故かみんなが自分のことをキレイさっぱり忘れてた話。
みんなはこっちを「知らない奴が来た」「なんだアイツ」みたいな目で見ている。
ショックはでかいもののどうにか何事もないように「はじめまして」とか言ってみる。堪えようのないショックでも。
知らん奴「あのこのあの哀しそうにわらう顔とか、絶望の淵に立たされたときの顔がタマラナイ」
せっかく切り替えたのにみんながちょいちょい記憶があったころの言動(ふいに無意識の名前呼びなど)にまた心揺られる話。

「なぁ、おまえなんかやっぱ………」
「ほら青峰くん、みんなが呼んでる」
「でも…」
「あーおーみーねっーちー!!!」
「……ちっ。悪い、行くわ」
「うん。」

「ありがとう、だいちゃん」




誰得。



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