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拍手コメ、返信!(3/6,00:10頃)
2024/03/06 23:15


お疲れ様です、私です。いやはや本当に、この頃は心労がやばすぎます……。
と、そんなところに今日もまた拍手コメントを頂戴しました!!誠にありがとうございます…生かされています、私は今、貴女様に…!


非常に簡潔なコメントながら、深くずっしりとくるような、尊いお言葉でございます。「全てが本当に素晴らしかった」と、身に余る光栄……もったいないお言葉です…。でも嬉しい。こちらこそ、ありがとうございます。


さて「全て」、と言いますと、コメ主様が何をどこまでご覧になったか分かりませんが、仮に本当に「全て」としますと、お恥ずかしながら今日までの活動全てを踏まえて、ここにお話をさせて頂ければと思います。


まずは主軸の【山猫と白い死神】ですが、書き始めてからは二年と半分、書き終えてからも一年と十月程が過ぎ、初版を製本したことでさえも一年が経過したところであります。我ながら、本当に長い時間を捧げてきたものと思います。そして未だに、取り組み続けている、そんな思い入れの深い一作です。


この年月に何度も向き合い、初めは何となく昔(中高生くらい)の感覚とノリで書いてみるだけのはずだったのに、少しずつ想いが深まって、考え方や感じ方まで多くが変わってここまで来ました。年齢を重ねて行くうちに、重みが増したのかもしれません。今はそれが、良い方向に作用していれば良いなと思う訳なのですが…。読み物としても、学生が楽しく読むというよりは少しでも、味わい深くあるような、そんな雰囲気を目指してみたり、みなかったり。しています。どうでしょうか。


何よりも今、一番に思っているのは「正解がない」ということです。
【山白】の物語にしても、尾ちゃんを愛でたい、救いたいというだけではなく、「何が愛でるということなのか?」「何が救うということなのか?」といった疑問が私の主題となりつつあります。多くの夢小説があるように、愛の形にも救いの形にも、色んな物が存在していて、どれもが正解なのだと思う。

そんな色々な道がある中で選び取ったのが【山白】であり、この物語を括るまでには多くの道が分かれていました。そして今でも、多くの道を探しています。


群像劇のように絡まる、キャラクター達の思いと願い。それら全てを知る者として、ただ尾ちゃんだけを救えばいいと、無暗に走るのは止めました。その群像の中に尾ちゃんがいるなら、不自然に切り離すのではなくて、絡み合いながら救える道を、選び出したいと思うのですよ。【山白】は、私の中の最善であり、それでいて答えの一つに過ぎません。


報われないからこその儚さ、憂いを尽くした美しさ、そこに重点を置いた答えが文通夢の【拝啓】でした。原作の尾ちゃんと関わりつつも、変わり切れない無情を目指してみたりして。救いと無情が少しずつあって、どちらにもなれない微妙な感じを、描きたかった私です。


とは言え悲しいばかりもよろしくないと、争奪戦が始まる以前の何も知らない時代を楽しむ、日常を楽しみたいと言うのが従軍時代の【上等兵日和】。私は宇佐美もしっかり推しで、上等兵ズをまとめて楽しみたいというのもありつつ、戦争の惨さに浸りきる前に尾ちゃんを楽しませられませんかと弾き出された答えがこれです。

この辺はまあ、特に決まった落ちもないので今後も気まぐれに楽しんでいけたらいいな。



短編に関してはその辺のしがらみを取っ払いまして、書きたい世界の書きたいところだけを上手く取り出して並べています。短編もいいよね。最近は専らシリーズものばかり書いているけど、短編も好きだしまた機会を見つけて書いたりしたい。


後はリクエストシリーズなのですが、これも非常に興味深くて、夢主様の心の中からゴールデンカムイが更に広がって深まっていく。物凄く面白いんですよね。リク主様と作り上げていく良さだったり、自分一人では気付けなかった魅力とか、決して簡単ではないけれど貴重な体験の一つです。私が黙々と書き綴るのとは違った色味があって好き。



思えば、本当に多くを書いてきました。まだまだ未熟な物ばかりです。
その未熟さに愕然として、嫌になることもたくさんあります。全部無かった事にしようと、今でも唐突に考えます。


けれど、作品への愛や尾ちゃんへの愛はずっと本当に存在してきて、それが私の全てなのだから、少しずつでも向き合って、未熟な部分は手直しをして整えて、今の私に合うものとして、満足のいく形に残していきたいと思っています。


同じ作品に何度も何度も手を加え、私は、情けないと思っています。ですが、それも一つの愛情なのだと、開き直る様にもしています。私のような未熟な書き手は、そうでもしないと、いつまでも前には進めないのです。

新しいものを探されている方には何度も同じことを申し上げてしまい、どんな顔をすればいいのか分かりません。しかし今、きっと多くの書き手様方がネットには溢れておいでですから、支障はさほどないのでしょう。そう思って、今は納得のいく形に、自分自身へと挑戦を続けている最中です。


長々と、語りすぎましたね。
ヲタクと言うものは、語りたくなってしまうものなんです。そして抱えるこの愛情を、分かち合いたいものなのです。どうかこの文章の一片でも、コメ主様に届きますように……


最後になりますが、私は常にこの場所で、推しへの愛を訴えています。
更新頻度は亀より遅い私ですが、何かが伝わっていればいいなと、常に。



まとまりのない文章となりましたが、このサイトに来て、多くのものを愛してくださったコメ主様へ。「全て」に込めた思いの丈を、ほんの一部ではありますがここに綴らせて頂きました。不格好ではありますが、これが私の愛情です。


どうか、これから先にもこの活動が、細々と続いていきますように。
コメ主様のお言葉で、今少しだけ、延命をした気持ちであります。生きている限り活動したい。そう思っている、私から。麗しのコメ主様へ向けまして。ここにお返事とさせて頂きます。



改めまして、拍手&コメントをありがとうございました!
今後も末永く貴女様へ、素敵な夢がありますように。

以上私からでした。敬具

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