サッカーをしている吹雪君をじっと見つめるのが私の日課なのですああ今日も吹雪君はかっこいいですねウフフ
・・・とか変な妄想に浸ってしまった。いかんいかん、ぶんぶんと首を振りながらがんばれーと声を上げる。そこで何故基山君が私に向かって手を振るのかいまいち理解できないね。

「紫円ちゃん」
『なんだい』
「基山君が勘違いしてるけどいいの」
『ほっとけ』

秋ちゃんにそう伝えればぷははっと笑って「紫円ちゃんは面白いね」と笑った。面白いのはそこで円堂ラブビームを出している基山君だと思う。あのビッチめ。吹雪君には手を出すなよ


「紫円ちゃーん!」
『なんだーい』
「だいすきだよー!」
『私も大好きだよー』


いつもの言葉をいつもの言葉で返す。これが私の幸せなのですよ、自称神少年



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