ぼす!好きです!
にやにやしながらボスに抱きつくと思いっきり振り払われる。この照れ屋さんめ。

「抱きつくのやめてくれる?」
『照れるなって』

ぼす、さいきんげんきないですね
だいじょうぶですか、ふあんじゃないですか
わらってくれたぼすはどこにいってしまったのですか?
ぼす、ぼす。

「ッ・・・!」

笑ってくれましたよね。
こうすれば、笑ってくれましたよね。獄寺さんに頼まれたんですよ、私。

じゅうだいめをげんきにしてあげてくださいねって


「うるさい!もううんざりなんだ!」

大丈夫ですよ、ボスは悪くないです。

「こんな餓鬼のおもりを押し付けられて!」

大丈夫なんです。ボスは少し疲れてるだけなんですから

「へらへら笑っててむかつくんだけど!もう俺の前に現れないでくれる?」

はい、わかりました。ボス。大丈夫ですよ、ボスは何も悪くないのですよ?

『はい、わかりました!』

大丈夫です。恩返しの準備はもうできていますよ
私が消えればボスには多額のお金が入ります。保証金とか、保険金とかそんなもんですね!まぁボスには一握りの金に過ぎませんけどでも、10億は入りますね。うんうん。これで基地の建設に役に立ちますよね!

『ばいばい、ボス』

頭に護身用と渡された銃を突きつける。

『ありがとうございました!』

ぐらりと揺れて私の体が地面に落ちる。大丈夫ですよ、血は飛び散りませんよ?汚れませんから安心してください!


ねえボス、なんで泣いてるんですか?ボスが悲しまないように死んだのに意味なんか無くなっちゃうじゃないですか。私の存在意義、わかんないじゃないですか
もう、なにもわからないんですけどボスが泣いてるってことだけはわかるんですよ。ね、ボス

ないちゃだめですよ


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最初ボスといちゃこらする予定だったのに



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