どぅーゆーらいくじゃぱにーず



「僕、ジャパンだけは苦手です」

 俯いて言うルークに、何故だいと問う。
言いにくそうにしているので我慢強く待つと、おずおずと口を開いた。

「だって……、ジャパニーズホラーって怖いんですよ!」
「……そんなことでかい?」
「そんなことって。僕にとっては死活問題並みなんです」

死活問題までいくのだとさらに笑いが漏れた。
そういえば、昨日クラウスが日本の映画だとDVDを持ってきていたなと思い出す。
ルークが顔を真っ赤にして笑う私の背中に突っ込んできた。
ああいとおしい。

「私は好きだよ、日本。ライスが美味しくてスシも美味なんだよ」
「……スシ? 食べてみたいです!」
「じゃあ今度行こう。クラウスも連れて、ね。」
「仕方ないですね! 三人で行きましょう」



--------------------------------

かなりのSS




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -