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 薄い朝日が空に広がりはじめて間もない頃に黒沼青葉は目を覚ました。
いつのまにか眠っていたらしい、直に安っぽい畳の上で寝ていたため体の所々が動くと軋んだ。
一度大きく伸びをし、筋肉を解すと改めて部屋の寒さに身を震わせる。
さすがに冬真っ盛りのこの時期に何もかけずに寝てしまったのは不覚だ。
いくらヒーターをつけているとしても寒いものは寒い。
それに換気をしていないせいで空気も悪かった。
 押し入れから布団を引っ張り出し、パソコンのマウスを握ったまま寝ている帝人にかける。
それから帝人の安眠を妨げぬよう青葉は静かに窓を開けた。
冷たい風と共に澄んだ空気が部屋へと入る。
新鮮な空気を肺に吸い込んだ。
 帝人の傍らに腰をおろし、ほおずえをつく。
心地好さそうに眠る帝人に青葉も再度眠気に襲われた。
微睡んでいく思考に青葉は意識を委ねた。



 何分かして、ああ寒いなあと帝人は少しだけ目を開けた。
青葉の寝顔が少しだけ離れたところで見えた。
無意識に帝人は身体が密着するほどにくっついて自分にかかっていた布団を半分青葉にかけ、また眠りにへとおちた。


青葉が再度起き、現状把握をして、口づけようとした瞬間に目を開けた帝人におもいっきり突き飛ばされるのはまた数分後のことだった。




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