act.47
「……っ、」
ベッドに座る先輩の元にひざまずいて、足を広げてもらう。
俺はさっきので下着が汚れてしまったから、下は脱いでシャツ一枚の格好。でもその部分を先輩が見てしまわないように、シャツだけは着たままでと必死でお願いした。ちょっと大きめのシャツだから、こうしてしゃがめば裾で隠れて股間は見えないからね。
先輩も下だけ全部脱いでもらったんだけど、目の前で繰り広げられたストリップショーのような光景にそれだけで下半身がまた反応して困った。先輩にはきっと…バレてるんだろうけど。
「………っ」
先輩のソコはガチガチまではいかないまでもきちんと膨張して天を向いている。
根元をそっと握って固定し、先端をペろりと舐めた。
「…っ、中村、クン…」
優しく名前を呼ばれて髪を梳かれる。
口の中に唾液をいっぱい溜めて、たっぷりと濡らした状態の舌で先っぽから窪みまでを丁寧に舐めていく。
そのまま根元までアイスを舐めるようにしてゆっくり濡らし、全体がなまめかしく光って滑りがよくなった頃を見計らって、手で竿を扱きながらぱくっと口の中に頬張り舌で先端を刺激する。
「…んっ」
先輩が微かに喘ぎ声を出したと同時に、口の中のモノがじんわり硬さと質量を増した。
やばい。これは……これだけでまた俺がイッちゃいそうだ。
「な……こっち見て?」
掠れた色っぽい声で言われ、先輩のを口に含んだまま、上目遣いに見上げる。
「…可愛い。…そのまま舐めて」
目を細められ髪に指を絡められる。
俺も目だけで微笑み返して、言われた通りに先輩を見つめながら舌を動かし指で根元を扱いた。
「…っ…は、やべ」
イキそうなのかな?俺でイッてくれるなんて凄い嬉しい……
夢中で手を動かして、舌でぐりぐりと刺激を与え続ける。
「…っわ、ちょっ……離せ…」
激しい口淫が続いたからか、先輩は慌てたように俺の後頭部を持って離れさせようとする。
絶対に離すつもりなんかなかった。だから、先輩の白い太ももをガシリと掴ませてもらって、頭を前後に振って唇で扱き続けた。
「…っ、…はっ…、出そ…ちょ、マジ離っ…」
さっきより上擦った焦りの混じる声色になったのを合図に、より一層ラストスパートをかける。
先輩はくっ…と小さな呻きをあげて、そのまま俺の口の中に吐精した。
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