20ノ題-いつか終わる恋 | ナノ

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 あとがき

赤井連載「いつか終わる恋」――あとがき
(めちゃくちゃ、長いです。飽きたらプラウザバックで戻って……ではなく、連載読み直しましょう!(笑))

【はじめに】
さて。皆々様、ここまで読んでくださり、誠嬉しきや……!
と、冗談交じりに言う言葉ではありませんね。本当に、ありがとうございます。

感謝には3つほどの意味を込めてます。
一つ、この連載を見始めてくれて。
一つ、この連載を最後まで読んでくれて。
一つ、この連載の終末の未届けを、今まで待ってくれて。

以下は当連載執筆、掲載にあたる裏話を少々。
見づらいのはご容赦くださいまし。


【裏話その1】
当時よりMemo.や≫moreにも目を通していただいていた方はご存知だと思います。
当作品自体は、連載開始時(2015/7/20)以前より完結済みでした。ですが、この掲載も2か月以上経ってからしています。実は。
なんてったって、丁度アニメでは赤井氏が念願の帰還をしてくれたので、更新しづらかったのです(笑)
だってそうでしょう?アニメでは帰還して大興奮!!の最中にこんなシリアスぶっこまれたら……。
そう思って、あげたくてもあげられないのが現状でした。
ですが今、こうして連載の完結を迎えている。それがとても、嬉しいのです。
ありがとう。

なによりもこのお題と出会えたことにも感謝したい。
初めて見たとき、赤井しかいない!と確信したのは間違いなかった。
ありがとう。


【裏話その2】
この連載、私は途中、涙を流しながら執筆していました。おかしいでしょう?でも本当なんです。
当時、私の心は苛まれていました。非常に心苦しいことがあり、どこに行っても周囲の視線に嫌悪が含まれていたように感じています(今も近しいけどね\(^o^)/)。
今まで仲が良かった人とも関係に修復不可能を確信する程の亀裂が入って、生きた心地が日々しませんでした。
この気持ちをどうすればいいのか分からず、赤井熱もあってからか手が動きました。
普通ならふさぎ込みますが、一人だけ、心を打ち明けられる人がいて、その人のおかげで生きていられたと言っても過言ではありません。
そんなこんなで、私はその人を心の支えにしつつ、逃げるようにこれを書き続けました。涙を流しながら。
書くときは、たまに、アニメの某OPのとある曲を聞いて更に感情を高めていました。
自身の苦しさを作品に重ね、曲の力を借りて更にブーストをかけていました。
ぶっちゃけ、こういうのがお嫌いな人はいると思います(笑)ごめんなさい。



【裏話その3】
ここまでシリアスな話を書いたのは初めてです。上記で記載した通り、自身の心が落ちていたから書けた作品だとも思っています。
今、これ以上の作品を書くことはできないと自信を持って言えてしまうほどです。
私が嬉しいのは、この作品、夢主、宮野明美、諸星大(赤井秀一)といったメインキャラの心情に一部の方が深く共感してくださったことです。
連載を開始してから、驚くほどに数多くのコメントを頂きました。

「今までシリアスは読まなかったけれどこれは好きです!」「赤井さんには興味がなかったのが好きになった」「連載を読んで泣きました。」「夢主に同感してしまいます。」(コメント抜粋、一部変更あり)
などなど、書き手としてはこれ以上嬉しいことはありません。

中でも、当連載を読んで涙してくださったという方が非常に多かったのが光栄の至りです。
読んでいただく以上、その読み手が何かを感じて頂けたとき、筆者である私はやりがいをかんじます。
書いてよかった。あげて良かった。そう思えるのです。

最終的には「赤井秀一」を相手としますが、それまでの過程ではすべて「諸星大」がお相手となる連載。
どうあがいてもハッピーな展開なんて見えない、ひどく心が苦しい環境下で親友を思い、愛する人を想う夢主。
彼らに心を寄せてくださり、涙を流してくださった皆様には本当に感謝しかありません。
ありがとう。


【裏話その4】
始め、当連載を執筆する際に「赤井秀一」を相手にするか「諸星大」を相手にするか悩みました。
当初からの夢主の設定は、
・宮野明美の親友
・諸星大に恋し、その後二人の交際を知る
・親友と愛する人との間で心が酷く揺れ動く
そんなものです(笑)

ある意味、それ通りにかけたと思います。絶対に気を付けていたのは、赤井と夢主を幸せにさせないこと。
仮に赤井が夢主に惹かれていたとしても、彼はそう易々と打ち明けないし、受け止めもしない。
彼は守るために彼女を抱きしめても、愛するために抱きしめる男ではない。少なくとも当連載では。
それは宮野明美がいるから。それは明美と夢主の言い表せない深い関係を知っているから。
彼も彼なりに、葛藤があったと思います。それをうまく描写出来ませんでしたけどね_(:3」∠)_
彼も人間ですから。


【裏話その5】
当連載、最終話に対する率直な皆さんの意見が気になります。
期待どおりでしたか。
いい意味で期待を外れましたか。
それとも、ありがちで幻滅しましたか。

私は、見返せば見返すたびにありがちで吐き気モンでしたし、更新したくなかったです。
しかし一度書いてしまった以上、大幅な修正はしたくなかったです。
なにより、自分が最高だと思える終わりを見つけられませんでした。
結果が、コレですわ。以上。



以上で、長いなが〜〜〜いあとがきを終わります。
ここまで読んでくださった方がおりましたら、本当にありがとうございました。
たった20話の連載ですが、これを書けて、皆様に読んで頂けて、光栄です。

この作品に心寄せてくださった方々、涙してくださった方。
そして、最後までこの連載を読み、この連載を待ってくださった方々、本当にありがとうございます。


最後に。おまけが御座います。
じきに更新します。期待は……お任せ。


もし仮に、当連載において私に「こんな裏話が聞きたい!」というのが御座いましたら遠慮なくどうぞ(笑)
ではサラダバー。


(2017/04/09)しぐれ
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