FF零式 | ナノ
繋がれた鎖
「ナマエ。」
「ん? なに、えー……ッ!」
「昨日の夜、どこにいた。」
「え、ちょ、やだ、痛いよ、痛いッ!」
「答えて。」
「エース、どうしたの、ねぇ!」
「答えろ。」
「っ……その、目が覚めたからテラスに……。」
「あれ、誰。」
「あれって? …っ痛ッ…!」
「一緒にいた男、誰。」
「に、2組の人っ! 偶々出くわしただけで、べつに何も……!」
「ナマエが何も思ってなくたって、向こうがその気だっだらどうするつもりだ。」
「ご、ごめっ……!」
「許さない。」
「エースっ、わ、私にはエースだけだから!」
「当然だろ。僕から離れるだなんて、許さない。」
.
束縛系エースくん。
続きます。