FF零式 | ナノ
頼れるのは貴方だけ
「ふわぁ…、」
「講義中に欠伸とは、ずいぶんと余裕だな。」
「う、すみません……。」
「ところで、お前も含め4名から課題を受け取っていないのだが?」
「「「「…………。」」」」
「そうか、もっと欲しかったのか。ならばお望み通り課題を増やしてやろう。」
「うげっ!」
「ひ、酷いぞゴラァ!!」
「最悪…、」
「ちーん……。」
「自業自得、だな。」
「エース先輩。」
「断る。」
「まだ何も言っていません!」
「教えろというのだろ?」
「うん。」
「断る。」
「お願いっ!」
「ダメだ。今度ばかりは自分でやれ。」
「……お願い、エース。」
「……ダメだ。」
「エースがいないとダメなの……。」
「…………。」
「だから、……お願いします。」
「…………ちょっとだけ、だぞ。」
「! うんっ! ありがとうエースっ!!」
.
エースは教え方上手そう。
だがスパルタェ……