FF零式 | ナノ
天地がひっくり返る
「この間のテストを返したわけだが、点数の低いものは課題を与える。」
「うっげ〜!」
「サイアク〜!」
「んだと!?」
「この私が、99点。なんというミスをしてしまったのでしょう!」
「そんなこと言ったら、私なんて93点ですよ。お恥ずかしい限りです。」
「僕は97点だ。まだやりこみが足りなかったのか……。」
「ほんと、この人たちの会話にははいりたくないわ……ねぇ、ナマエ?」
「ごめん、私満点。」
「いやーさっすがだねー…………っては?」
「え?」
「嘘、」
「まさか、」
「いや、ナマエは確かに満点だったぞ。今回は頑張ったな。」
「はい!」
「ええええ、嘘、本当にナマエっちってば満点だったのぉ!?」
「ん、ほら。」
「うおっ、マジかよ、こんなんクイーン以外とれたんかオイ!」
「どうしたんだ、何か悪いものでも食べたか?」
「うっわぁ……目に毒ぅ〜!」
「酷いなぁ、皆!」
「…………。」
「エース? どうかしたのですか?」
「……いや、もうナマエに勉強教えるのやめようと思って。」
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教えると、たまに教えた方の人物に抜かされることがある。