FF零式 | ナノ
温もり求めて
「ナマエ? なにしてるんだ?」
「みて、わからない?」
「……チョコボに、抱き着いてるな。」
「さむいの。」
「なるほど。だがチョコボが苦しそうだ。」
「さむいのよ。」
「……ナマエ、せめてもう少し力を弱めてやれ。」
「あーぐぅ、」
「……聞いてないな。」
「さぶい……さむい……。」
「ナマエ、部屋に戻ろう。その方が温かいから。」
「ううう、動けないよ。」
「まったく……ほら、おいで。」
「!」
「っと、……しょうがないな。」
「エースっ、あったかい。」
「ばっ、あまり僕に擦り寄るな!」
「でもエースがおいでって……。」
「それは……。とにかく、行くぞ。」
「はぁい。」
.
エースくん……あったかそう…