ディオに好かれちゃって吸血鬼にされちゃった女の子がDIOに置いて行かれてその後のジョースターの血統を見守る話ーみたいなのを書いてみたいと思ったけどまとまらなくてとりあえずDIO様が承太郎に負けた後の独白だけ


「ねえディオ、いや、今はDIOだったわね。私はさ、不老不死なんて望んでいないの、人には決められた時間があってその時間を精一杯に生きるからこそ美しい、無尽蔵なのは良くないと思うの、だって大切な人が絶対に私より先に死んでしまうなんて悲しいじゃない。確かに誰だって死ぬのは嫌だと思う、でもね、それが自然の摂理なの、人工的にその摂理から外れるなんて駄目だと思うの。だからといって私は貴方を責めない、いいえ責められない、貴方がこうなったのは私にも責任があるから。だから決して貴方を一人になんてさせない。一人は寂しいの、しかも貴方は永遠の命を手に入れた、ということは大切な人はみんな自分よりも先に死んでしまう。そんなの悲しすぎるわ、と言ったら貴方はそんなものいないなんていいそうだけれど。あのねDIO、確かにあの頃の私は貴方が好きではなかった、どちらかといえば嫌いだった、でもそれは貴方を知らなかったから、まあジョナサンを殺しエリナに悲しい思いをさせたのは許せないけど私は貴方が嫌いじゃないわ。

………ねえDIO、一人は寂しいわね」