ぽけらぶ | ナノ
※アニポケ注意

襲撃を受けた本丸の修復の為、ロゥツァオが住む現代へと暫く行くことになった。
ロゥツァオ達が向かったのはミアレシティ。

「ここは、この街のシンボルでもありジムが併設されているミアレタワーが有名です」
薬「見た事ねぇポケモンが沢山居るな、大将」
「今確認されてるだけでも、720種は居るです」
山「ななっ…!?」
太「現代というのは…こうも目まぐるしいものなのですね」
「太郎太刀さん、疲れたですか?」
太「いえ…大丈夫ですよ」

と、その時…

?「お姉さんキープ!!」

「はい?」

小さな女の子が、急に近付いてきた。

?「お姉さん!!お兄ちゃんをシルブプレ!!」
?「ユリーカ!!それはもういいってば!!」
?「だってだって!!このお姉さんしっかりしてそうだから、お兄ちゃんのお嫁さんにいいなって!」
獅「へぇ、現代の女子もませてるのな」
薬「獅子王の旦那、論点が違うんじゃないか?」
「おや…貴方は、ミアレジムのジムリーダーではないですか?」
シ「へ?あ、はい!!ミアレジムジムリーダーのシトロンですが…」
?「シトローン!ユリーカ!!」
シ「あっ、サトシ!セレナ!」
ユ「あ、あー!」
シ「ユリーカ今度は何!?」
ユ「お兄ちゃんこの人!雑誌に載ってたホウエン地方リーグチャンピオンのロゥツァオさんじゃない!?」
「「あぁ!!」」
石「主は本当に有名人なんだね」
鶴「はっはっは!!確かにな!!」
サ「す、すっげー!!俺っ、サトシって言います!こっちは相棒のピカチュウ」
「ピカチュ!」
セ「私、セレナって言います!」
「我、ロゥツァオ言いますです。是非ロゥと呼んでください」
サ「あの!ロゥさん!俺とポケモンバトルして下さい!」
セ「ちょっとサトシ!?」
「…いいですよ、やりましょうポケモンバトル」
サ「本当ですか!ありがとうございます!」
「ふふ、久し振りに正面からバトルを申し込まれました。腕がなるです」

▽▲▽▲▽

シ「では、審判は僕が…使用ポケモンは2体!!ポケモンバトルスタート!!」
サ「ルチャブル!君に決めた!!」
「チャブル!」
「かくとう・ひこうタイプですか…ならば、こっちはこの子です。レントラー!」
「ぎゃう」
ユ「お兄ちゃんと同じポケモン!」
セ「不味いわ…ひこうタイプにでんきタイプは相性バツグンよ!!」
ユ「そんな!」
薬「大将えげつねぇ…」
長「主は奴を試しているのだ…この相性が悪い相手にどのように戦うのか」
サ「ならば先手必勝だ!ルチャブル、“フライングプレス”!」
「チャブル!!」
「避けて“かみなりのキバ”!」
「ぎゃう!」
「チャブ!?」
シ「効果はバツグンです!」
サ「まだまだだ!“からてチョップ”!」
「チャブル!」
「ぎゃう!?」
「レントラー!」
「ぎゃう…うぅ…!」
「やる気満々ですね…行きますよ!“チャージビーム”!」
サ「!避けろルチャブル!」
「チャブ!!」
獅「す、げぇ…これがポケモンバトル…」
太「これが、主の世界の戦…」
サ「もう一度“フライングプレス”だ!」
「チャブル!!」
「迎え撃て!“ワイルドボルト”!!」
「ぎゃう!!」

ドォン!!と砂埃が舞う。

石「っ…どっちが勝った!?」
シ「…レントラー、ルチャブル、共に戦闘不能!!よって引き分け!」
「レントラー、お疲れ様です…よく頑張りましたです」
獅「レントラー!すっげー格好よかった!!」
「…ぎゃう」
「獅子王さん、レントラーをよろしくお願いしますです」
獅「おぅ!!」
セ「次で最後ね…」
ユ「何のポケモンかな!」
サ「次はゲコガシラ!君に決めた!」
「ゲコゥ!!」
「ゲコガシラですか…では、我はこの子です!!ミロカロス!」
「ふぅぅ…」
セ「き、綺麗…!」
ユ「すごーい!鱗が虹色に光ってる!」
「ミロカロス!“アクアリング”!」
「ふぉぅぅ…!」
シ「アクアリングはターン毎に体力を少しずつ回復する技…長引くと厄介です」
サ「ならばすぐに終わらせるだけだ!ゲコガシラ!“いあいぎり”!」
「ゲコゥ!」
「ミロカロス、“オーロラビーム”!」
「ふぅぅ!」

2匹の技がぶつかろうとした、その時…
突如、檻が落ちて来てミロカロスとゲコガシラを捕らえる。

山「何だ!?」

ム「何だ!?と聞かれたら!」
コ「答えてあげるが世の情け!」

山「…何だあれ」
サ「ロケット団!」
セ「また貴方達なの!」
薬「…取り敢えず、悪い奴らだっていうのは分かった」
ム「このミロカロスちゃんは頂いていくわ!!これで私もカロスクイーンの第一歩を踏み出すのよ!」

気球からアームが伸びてきて、檻を持ち上げる。

薬「っ、石切丸の旦那!!俺っちを大太刀に乗せてくれ!!」
石「!!薬研、君もしや…!」
長「!!太郎太刀!俺も乗せろ!」
太「一刻を争います…四の五の言ってられませんね!」

大太刀を顕現させ、石切丸は薬研を、太郎太刀は長谷部を刀身に乗せる。

太「行きますよ!」
セ「貴方達何を…!?」
「「はぁぁぁぁぁ!!」」

振り翳した勢いのまま、空中にある気球…の下の檻へと突っ込む2人。

薬「柄まで通ったぞ!!」
長「俺の刃は防げない!!」
(すぱぁぁぁんっ!)
コ「えぇぇぇぇ!?」

檻を切り刻んだ2人は、ミロカロスとゲコガシラと共に落下する。

サ「!!ゲコガシラ!ケロムースでクッションを作るんだ!!」
「ゲコッ!!」
「皆さん!ミロカロスに捕まって下さい!ミロカロス!“ハイドロポンプ”で落下のスピードを抑えて下さい!」
「ふぅぅ!!」

ミロカロスの“ハイドロポンプ”と、ゲコガシラのケロムースによって、無事に地面に着地する。

山「ミロカロス!」
「山姥切さんはミロカロスの事よろしくお願いしますです!ゲンガー!」
「ゲーンガッ!!」
サ「ピカチュウ!!」
「ピカッ!!」
ム「きーっ!!何してくれんのよ!!パンプジン!“タネマシンガン”!」
コ「マーイーカ!“サイケこうせん”!」
「ゲンガー!避けて“シャドーボール”!」
サ「ピカチュウ!“エレキボール”!」

技と技がぶつかり合う。

「ゲンガー!メガシンカ!!」
「ゲーンガァァァァ!!」
シ「ゲンガーがメガシンカを!?」
「行きますですよサトシさん!」
サ「はい!」
「「“あくのはどう”!!/“10まんボルト”!!」」
(ドカァァァァンッ!!)
「「やな感じー!!」」
ユ「もう来ないでよねー!」
シ「取り敢えず皆でポケモンセンターへ!」

()

(刀剣男士を誤魔化すのも大変でした)
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