「留守番、よろしくです」
ポケモンチャンピオンであるロゥツァオに仕事が入り、近侍の鶴丸とゲンガーと共にしばらく本丸を空けることに。
「大将が居ねぇとなると、ポケモン達の世話は俺らがしなくちゃなんねぇのか」
「‘そうなる。分からない事があるのなら遠慮なく聞け’」
「おぅ、ありがとよ」
と、のんびり過ごしていたら…
(どかぁぁぁぁん!!)
「「!?」」
正門から突然の爆発音が。
「大変だ!!」
「獅子王の旦那!何が…」
「敵襲だ!!歴史修正主義者が本丸を襲ってきやがった!」
「!!くっ…!」
ばたばたと正門に向かう2人と1匹。
と、立ち尽くしている山姥切と太郎太刀、石切丸が目に入る。
「3人共!何して…」
薬研と獅子王は絶句した。
目の前で、ポケモン達が歴史修正主義者と戦っていたからだ。
サンダースの“かみなり”から始まり、ブースターの“だいもんじ”にシャワーズの“ハイドロポンプ”、エーフィの“サイケこうせん”にブラッキーの“ギガインパクト”、リーフィアの“リーフブレード”にグレイシアの“アクアテール”、エルレイドの“サイコカッター”にミロカロスの“ドラゴンテール”が炸裂する。
「す、すげぇ…ってあれ、バチュルは?」
「あんな戦場に小さいバチュルを出せるわけないでしょう」
真顔で肩の上に乗っている、膨れっ面のバチュルを指差す太郎太刀。
「お前も大概過保護だな…」
そして、最後にルカリオの“はどうだん”とタブンネの“マジカルシャイン”で歴史修正主義者が全滅する。
ポケモン達の活躍により、本丸の安全は守られたのである。
やるときゃやるんです
(「ただいまです…って、何かあったんですか?」)
(「まぁな、大将に鶴丸の旦那、ゲンガーもお疲れさん」)
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前サイトにてネタを提供していただきました。
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