「 クラビグ 」

クラビグ


頭に王冠のような突起物がある全長5m以上にもなる巨大な魚。腕を使って湖の底を這うように泳ぐ。
目の位置的に上しか見えないので、上を通る水棲生物や湖に落ちてきた鳥や鹿などの生き物を捕食する。特に鹿肉は大好物で、大きな塊を罠とともに仕掛けておけばすぐに引っかかってくれる。
基本的に頭はあまり良くない。まれに、猛スピードで獲物を捕らえた際、勢い余って水中から飛び出し地面に叩き付けられたりもする。

見た目は非常に悪いが味は最高に美味しい。第二都市の人間は好んで食べる上、釣れればなかなかの額で取り引きされる。『釣れたのは魚…?』に登場した親子は、この魚を売って生計を立てていた。

しかし、力が強いため釣る際にはよく注意したい。尻尾の一撃は人を粉砕する威力がある。
頭にある突起物の中で一番サイズの大きい角の根元に心臓を持つ。そこを銛を使って一発で突き刺せるかどうかで漁の大変さが変わる。
父親は第二都市でクラビグ漁随一の技術の持ち主。その命中率は百発百中と言われるが、まかる神相手には無意味でした…



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