この恋に終止符を
それはまるで魔法のような
流れ星に托すのは
最後のキスは泪の味がした
最後に見上げた空は
永遠なんて要らないから
好きで、好きで、
たとえ君が僕を忘れても
いつか君が微笑んでくれたら
色褪せてゆく世界の中で

さよならまたいつか
優し過ぎた世界に鎮魂歌を
あの日のふたりは
ありふれた日常に埋もれた非日常
所詮スクリーンの中の世界
ねえ、笑ってよ
さよならの意味も知らずに
すれちがうふたり
平行線の彼方
落書きに隠された想い

世界の果てで愛を叫んで
空ばかり見ていた
泣いたのは、僕だった
星になる前に
色褪せた世界で笑う君に
永遠よりも、この一秒を
切り取られた世界の中で
いつも私からだった
やがて世界は色褪せる
愛し方なんて忘れた




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -