藍染はいない。
雛森はもう元に戻ることはないだろう。
なにもかも、終わってしまった。
自分の目の前で、消えていく。
体を巡る赤い血が
今までは凄く必要なものと思っていたのに、冷たく固まって巡らないでと願ってしまう。
温かなこの体温も
今では必要ないと思ってしまう。
いっそ斬白刀の力でこの体が氷って、
粉々に砕けてしまえばいいのに。
俺が消えることをとめるなら、
この世界ごと終わらせてしまおうか。
そうすれば誰も俺をとめないだろう?
心が壊れて、世界が終わる。
(できるなら、俺が存在していたことも消えて欲しい。)
−−−−−キリトリ−−−−−
シリアス・・・?
私、ほのぼのを書きたいのにシリアスばかり思い浮かぶんです。。。